エピソード3
三人で一緒に新しいクラスの教室に入る。
一年生の時に一緒だった人もいるが半分ぐらいは知らない人だった。
早速席につき俺達は三人で話してた。
「葵、今日の入学式の時なんだがな…」
俺がそう切り出すと葵は身を乗り出して
「ひかりちゃんが新入生代表の挨拶するんでしょ!!
その為に色々持ってきたんだよ!カメラでしょ〜双眼鏡でしょ〜って何するのよ!翔!返して〜」
次から次へと色々な物が出てきた為全て回収する。
「葵のせいで変な目立ち方したく無いんだよ!見るなら目だけで見てくれ!蓮も助けてくれ」
本当に悪目立ちだけはしたく無い。中学の時だって葵がこういうことをしまくってたせいでまとめて変な目で見られてた…
蓮に助けを求めて協力して落ち着かせる。
「ほらな、翔やっぱり言った通りだっただろ?」
蓮の問いに「あぁ…」と答えるしか無かった。
少ししてやっと大人しくなった。なんでそんなに俺の妹達が大好きなのかは分からんが、
そんな感じで思っていると、蓮が口を開き話題を振り始めた。
「なぁ翔今日って午後からは暇か?月曜日だからバイトない日だよな?」
俺は普段から火曜日と木曜日、隔週土曜日だけ喫茶店でバイトをしている。だが今日は月曜日なので無いから蓮に返答した。
「そうだな今日は月曜日だから無いよ。それにひかりとさくらの入学式だからな、あったとしても流石に休む。」
「だよな〜ならさみんなでメシでも食いに行かね?
ひかりちゃんとさくらちゃんのお祝いも兼ねてな」
その言葉を聞き瞬時に反応したのは葵だった。
「いいね!それ!絶対やろ!翔これもう決定事項だからね!今から少しおしゃれなお店探しておこ〜っと
えへへ〜ひかりちゃん、さくらちゃん喜んでくれるかな〜」
葵はかなりお店を見つけるのが上手いからいつも五人で出かける時は決めてもらっている。
なんでもひかりとさくらがそこの料理を食べているところを想像して決めると上手く行くらしいがさっぱり分からなかった…
「ひかりとさくらが嫌がるとは思えないから大丈夫だと思うぞ?とりあえずメッセージは入れておくようにする」
「翔って本当にその辺マメだよな〜だから二人に好かれてるんだろうけどな」
クスクスと笑いながら言ってくる蓮に空返事をしながらメッセージを送る。
家族グループのメッセージに連絡しておく。ひかりは挨拶があるから忙しくてなかなか見れないだろうからな。さくらなら多分見れるだろうとメッセージを送った。
『ひかり、さくら、今日入学式終わったら一緒に帰る約束だったが、蓮と葵がお祝いしたいって事でご飯食べに行こうって話になっているんだが大丈夫か?』
こんな感じで大丈夫だろう。送信するとすぐに返信が返ってきた。さくらからだ
『わかった、ひかりお姉ちゃんにも伝えておくね?
いそがしいみたい、、たのしみ!』
やっぱりひかりは忙しいみたいだな。とりあえず大丈夫そうだから二人にも伝えよう。
「さくらから返信来たぞ大丈夫楽しみだってさ」
俺がそう伝えると二人とも「良かった〜」と言っていた。
「そろそろ入学式始まるから移動しないとか」
俺がそう言うと蓮も葵も頷き返答した。
「お?そうだな移動するか〜」
「私生きてられるかな?二人が可愛すぎてやばいかもしれない…」
「間違っても変な事するなよ?葵」
俺がそう釘を刺すと葵はうなだれながら「分かってるよ〜」と空返事をした。
こんにちはミレナです。
3話目投稿致します。
次回はいよいよ入学式始まります!
場面ごとでお話を区切って行った方が良いのかどうなのか未だ模索しているところです…
次のお話は入学式と入学式後の二人と会ってごはんを食べに行く前までを予定しております。
ちなみに…葵ちゃんのモデルは私の身近にいたお姉さんがモデルになってます…
お話を書き始めたら本当にどんどんとアイデアなども湧いてきて凄く楽しいです!
また次回お会いいたしましょう〜




