八月五〜八日
ここ最近はエッセイを読んだり。
ゲームのタスクを進めたり。
という感じで、過ごしていた。
後は異世界を舞台としたスチームパンクを定期的に書きたくなるので設定を書き出していた。ただやはり何かを書こうとすると人よりもまずは世界観や技術に視点が向かうので、やはり俺はそこまで人の事を好きにはなれないのだと感じた次第である。
どうにも長編を書くには、まだ。
今の俺には足りない物がある。
それは発想力か計画力か。情報の取捨選択をする判断力と呼ぶ物かは分からないが、何にせよ長編を書くまでの段階にまだないのだと感じている。多分だが俺の短編なら賞は取れる。面白いから。
ただ、そこから先はない。
なので、次に俺が目指すべきは長編と呼べるような物語を面白く読ませる技術という事になる。ただ長編と呼べるような物語を考えた場合。俺はそれを面白いと呼べる物を考えられずにいる。一人称視点での物語として考えた場合に物語の山場となる部分は必然的に物語の転換点となる部分になるからだ。
ただ長編と呼べる物語において。
はたして面白い物語とは何なのか。
俺はそれが分からない。
物語構造自体は理解しているが、物語として想像してみてもピンとこない。面白そうとは思えない。そう言えば、別に短編を描く時もオチを考えて描くというよりも物語中で描きたい部分を考えて書いているので逆にオチを重要視するのではなく。書きたい物語自体を想像した方がいいのかも知れない。
三人称の時も書いてみたら気づきがあった。
長編の物語を書き出してみると案外。
すんなり答えは見つかるかも知れない。
まぁ、とりあえず。
今は賞に向けてがんばるぞー。
 




