八月一日
やはり、俺の作品は面白い。
という事で、この二日は前に書いた作品を読みやすいように書き直していた。何故そんな事をしていたのかというと、とある自称底辺作家のエッセイを読んだ後にどんな作品を書いているのかを考えて一話を読みにいくと片や修飾語が半分を占めてたり、片や状況説明となる文章が欠落していたり、かと思えば短編は読める程度の内容という感じで。
そこで俺は彼が抱えている問題は彼が提示した内容以外にあると考えた。というのも俺からすればエッセイ内で指摘している部分は課題ではない。なので、そのエッセイを読んだ時点で俺からすると問題とすべき論点をずらされているような不快感を覚えたので一話や短編を読みに動いた訳なのだが。
ただそれは指摘すべき事だろうか。
多分だが話せば理解してくれるだろう。ただ話して理解されないなら互いに不快になり時間を浪費するだけでしかない。その上、俺が指摘した所で良い結果をもたらすとは限らないのだ。前にも書いたように指摘するという行為は無意識に俺好みの作品を書かせようとしているだけでしかない可能性もある。
そこで、ふと相手の作品に『中学生が書いたみたいな文章だな』という感想を抱いたのを思い出し、俺も書き始めた頃は似たような文章を書いていたような気がし始めた。という事で『下半身』を読みに行くと読みづらくて仕方がない。一話に関しては何を書こうとしているのか、修飾語や比喩に気が失せる。
『何が起きているか、簡潔に書く』
『一話の内容が濃くないと読まれない』
『不必要な句読点を削る』
など、今まで書いてきた中で学んだ部分が何一つとして生かされていない文章にドン引きした。書いた本人でさえも支離滅裂で頭に『?』が浮かぶ文章とかどういう神経してたら書けるのか。何でこれが人に読まれるような文章だと感じていたのか理解できない。
と感じたので。
この二日は添削していた訳である。これから続きを書くにしても序盤がクソなら読まれない。読まれないのなら続きを書いても魅力は減る。手直しした感想としては個人的に適度に下ネタをぶち込みながら寒暖差で殴り続ける作品が好きなので完結させて、多くの人に読まれて挿入しないタイプのエロコメの人気が増えればいいなと感じている次第である。
完結させないとなぁ。
と感じつつ、そういえば。
ノベルコレクションの作品を。
市場調査の目的でプレイした。
『探偵エイプリル』
面白い作品だった。比較的に早い段階で真相に辿り着けたと思うがエンディングの四と五が分からず最終的に攻略を見て。やはり俺は人に対して興味がなさすぎるというのを痛感させられた次第である。
ゲーム性に関しては特殊な挙動がある訳ではないので今制作している作品より簡易そうなので浮かんだアイデアを試作として制作しても良い気がする。ただ色々とタスクが渋滞しているので、より現実的な手段を取れるようにしてからとなるだろう。
という事で。
今は現金化を目指して。
そちらを主体にがんばるぞー。
過去作の添削とか、横道に逸れすぎだぁー。




