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六月九・十日
この二日は。
進捗らしい進捗はない。
あるとすれば、先程していたゲームのアイデアを書いていた物が増えてきたので下書きとして一箇所にまとめたりという作業になる。どういう形にするかを考えた物に関しては六千近くの文字数がある一方、仕様などを考えていない物は千文字程度で内容も薄くて驚いたのを覚えている。
アイデアとして書き起こした時は面白いと感じていたのだが読み返してみたら何が面白いのか分からずアイデアのみで作品を作ろうとしてはいけないというのを肌で体感した。時間を空けて客観的にアイデアを見る事ができるようになったという事だ。
そして。
地に足をつけた作品を考えたからこそ色々と見えてくる点が増えたというのもあるだろう。六千文字近い内容を書いたアイデアの方は、システムとして実装すべき点はほとんどない。何なら読切を新しく書くより現実的とさえ思えるくらいだ。
とか考えたので、ノベルゲーみたいな感じで遊べそうな物はないかと検索したらティラノスクリプトというのを発見したので、これで少し遊ぼうと思う。




