335/394
五月十八・十九日
エッセイを読んで。
書こうかと思ったが。
価値がないので辞めた。
人に期待するのは辞めたのだ。
時折に忘れそうになるが大切な事だ。俺のように物事を考えたりする者は少数で、そこから何かしようと行動する者はほぼいないのだ。どんな言葉をかけようと行動しなければ価値は生まれない。
何て事はない。
エッセイを読んで俺はまた勝手に期待して失望したというだけの話でしかない。何故、途中で考えるのを止めるのか。中途半端なままの答えを出して、そこから更に考えようとしないのか。より深く間違いであろうと奥底にある部分を見ようとしないのか。
まぁ、これは俺が悪い。
エッセイなんだし向こうも感じた事を感じたままに書いただけだろう。ただ底辺作家とか100ptとか人の陰口を書くだけで越えるよう物を何でそんな価値があると思えるのか。俺には分からない。
読者がいなくても小説は書けるのに。
何でそんなに追い求めるのかね。
何にせよ、価値があると。
そう思える作品を書きたいものだ。




