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五月十六・十七日
昨日と今日は。
小説を進めていた。
ただ進めてはいたのだが書いてから何だか噛み合わないような感覚がある。いや、煮え切らない感覚が残り続けているのは作品ではなく。俺自身に問題があるのかも知れない。物事を考える時に、俺はまず自分なりに答えを出す事にしている。
何事にも理由はある。
相手が何を考えているのか。
どうして、そう感じたのか。
間違いでもいいから理由を考える。そう考えてゆくと相手の事情とか人物像などが現実性を帯びてきて人として認識できるようになり。何だか許せるような気がしてくるからだ。ただそんな作業を一人一人にしていると疲れるので集団行動が苦手だ。前にも書いたが寝不足で体調を崩したりなど何とも社会に不向きな生物なのだというのを実感させられる。
どうにかして。
社会との関わりを最小限に。
金を集める方法を模索せねば。




