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六月二十九日
気がつけば、六月も終わろうとしている。
日記も二週間も書いていないとは思わなかった。
そして、ネームの進捗は悪い。
行き詰まったというに他にない。物語としてのオチなども決めてはいたのだが何だかヌルッとしていて衝撃が少なく感じるのだ。最初から斜に構えた構成にしようとは決めていたので仕方がなくはあるのだが、それでもと行ったり来たりを繰り返してる現状だ。
六月中に短編を書き、七月にネームとして完成させるという目標だったが失敗だ。ただ今までと違い俺には時間がある。ここでつまずいたからと言って、取り返しのつかない訳ではない。
ただここでダメならダメだ。
最近は寝る時間もまばらで肩も痛いし全身が怠いと感じる上、時折に鋭い歯痛がする。今まで通りにニートを続けられる訳ではない。不摂生が祟って体感できる程度に身体が蝕まれてきているのが分かる。
今回が正念場だろう。
きっと今しかない。




