289/394
六月十六日
六月も半分を過ぎ。
気温もまた高くなってきた。
夜の方が過ごしやすいから夜に活動して、昼間は寝るような昼夜逆転した生活をしているのだが季節に合わせた生活スタイルを取れるのはニートの良い所だと感じている。さて、本題としてはこの六月中に物語となる短編を書き上げておきたいのだが迷走している感があるのを拭えない。
いや、書きはするんだけど何か薄っぺらく感じるような事がままあるのだ。自信を失っているというよりも深くない。人情話などさらさら書く気はないけれど足りないという感覚が足を引っ張り続けている。
違うな。
多分、物語としてのパンチ力が足りない。脳髄から揺さぶるような情動を描く展開。結末となる物語の点が弱いのだ。つまり、物語として構築する上で演出すべき点が低いとか考えたけど。ラブコメとかの感情の機微とか繊細な物を大きく演出しているのだし、別に結末など関係なしに俺の技術が足りないのか。
難しい。




