六月一日
奥歯が欠けた。
歯磨きはしよう。
という事で、前にも歯周病で二日間も下顎が痛くて寝れないという事があったのだが遂に砕けるという所まできた訳である。歯医者に行き親知らず抜かないと治療できないと言われて放置し続けての今なので、もういいかなという精神状態だ。歯周病の影響で歯を磨きすぎると顎自体が痛くなる二重苦だ。
それとそろそろと糖尿の家系なので意識的に菓子や飲料を避けなければならないと感じている。三十代位にそういうのを感じ始めるというが二十代半ばで形として現れ始めているのに危機感を感じるこの頃だ。
まぁ、身からでた錆ではあるのだが。
仕事を辞めてから学校にいく夢をみる機会が増えた時があるんだが、今ままで漠然と学校も仕事もやらなければいけないから続けてきただけなんだろうと感じている。やりたくてやってた訳じゃない。ただそれを俺は何となく続けられる程度の図太さがあり、その先に何かあるのかと思う程度には賢くて、何も見いだせないと折れる程度には弱いのだ。
そうして最近になって。
似たような夢をみる。
俺はどこへ向かっているのか、何がしたいのか。今だにわからなくなる時がある。こんな事を考えるくらいなら作品を書くべきだ。考えた所で何か変わる事もなければ誰かの言葉で変わる事もない。この世には理想を形にするような存在などいやしないのだ。
行動しろ。空き時間ができれば執筆ページを開くように癖をつけろ。悩んだり考える時間は無駄だ。俺には相応の力がある。なろうのエッセイ欄で俺のように行動し続けている厚顔無恥はいない。
日記を書く奴で何かになりたいと綴る奴のほぼすべてが行動しなくなる。創作論を書いた奴が結果を残したのをみたことがない。俺はそんな有象無象のようになる気はないしなりたくもない。
ただ現状のなろうで書籍化できたとしても維持し続けるのは難しい。そも初動もまた読み手という運による所が大きく、既存の読者もまた良くも悪くも手軽に読める作品を求めている状態だ。所詮はなろうというサイトは箱でしかないということだ。
今のなろうに俺は夢を感じない。
だから、ぶっ壊してやろうと思うのだ。
まずは第十一回ストキンproのキングになる。
その為にも第一にネーム用の短編を書き上げ、それを形にするのが一歩目だ。目標を書いて満足するようなバカにはなりたくない。今回は期間もあるし用事もない。前回のネーム用の短編がそのままだから余裕がある程である。言い訳はできない。第一は形にする事ではあるけれど、第二に証明をすることだ。
俺の作品は面白いと。




