再開五十一〜六十日目
寒いし、進まねぇ!
一日一頁どころか、一コマ状態だ。
もう眠いし、作業進まないしで散々だ。
ネームを書いていたら、何故か小説を書くことが増えていている。とりあえず、二月末まではネーム作業を進めようと思うけど雪も降り出しているし疲れて何もしたくない。昨日なんて先日デュエマで友人にボコられたので、新弾を検索してたら余暇を失った。
いや、失ったのではない。
俺はきっと捨てたのだ。
人生というのは選択の連続だという。
けれど、では選択というのはいつするのか。
そう考えた時、今もまた選択という枠組みの中にあるのではないだろうか。重要な転換点よりも、その点からどう紡いでゆくのかという事こそが重要だと俺は思う。できなかったのではなく、しなかったのだ。
できないという答えを得たのではなく。
しないという選択をしてきたのだ。
その結果がこれだ。
高校を卒業して七年になる。
俺は一体、何を残せたのだろう。
俺は一体、何に成れたというのだろう。
こうして文章にして奮い立たせようとして、満足した気になって途中で投げ出したのは何回目になるのだろう。それでいいのか。このままでいいのか。いや、違うだろ。
俺は何かを得たい訳でも、残したい訳でもない。何かになった所で死んだら終わりなのに、何を必死になっているのか分からない。守りたいものも目指したい夢もない。でも、この世には面白い物が沢山あって、それを楽しみたい。
楽しみたいのだ。
それが俺の夢だ。
人生を楽しみたい。
何の価値もなくていい。
楽しんでいくぞ、それが俺の人生だ。




