第77話
長いこと更新止まっていてすみませんでした
こっちの話が浮かばないという軽いスランプ状態に入ってるのでこれからもちょっと不定期的な感じになるかもしれませんがよろしくお願いします
地獄のGWから時間が経った
俺が葵家に戻ってから次の日に葵が帰ってきてお互い土産話を話した
まぁほとんど葵が話して俺が聞くと言う形だったけど
そして、そろそろ夏休みが始まろうとしている
「あぁ~夏休みだなぁ」
「そうだね~、その前にテストあるけどね」
「葵・・・俺を現実に戻すなよ・・・」
今、俺の部屋で葵と俺でテスト勉強をしているのだが2時間ぐらいやっていると疲れて勉強にならない
俺は豆の前足を掴んでバンザイさせて遊ぶ
そして、横では葵がノートに色々書きこんでいく
「葵、進路決めた?」
「ん?何校かは決めたよ」
「すごいなぁ、なぁ豆」
「凄いって・・・翔も優美も決めてるよ。輝はどうするの?」
「俺は・・・適当に行ける大学かなぁ」
特に目標も無いし、やりたいこともない
でも良い大学には行きたいから勉強はする、だけど目標が無いと勉強に身が入らない
「それでいいの?輝は」
「何が?」
「進路」
葵はペンを離して俺の方を真剣な顔で見てくる
「別にいいんだよ?遠い大学を選んでも」
「葵には悪いけど葵の思ってることは違うよ、ただ俺はやりたいことが見つからないだけ」
「それじゃなんで最近、英語中心に勉強してるの?」
「ん~それは苦手分野だからかな」
「そっか、それじゃもっと頑張ろっか」
葵は本棚から2冊の小説を渡してきた
「これは?」
「翻訳された本と原本だよ。まず原本を読んで分からなくなったら翻訳されたやつ読むの」
「めんどくさい・・・」
「英語の勉強するんでしょ?」
「今ので十分なんだけど・・・」
「輝ならできるよ」
葵はそう言って自分の勉強をするためにペンを持って書きはじめる
俺も豆を解放し、勉強をやる
それから数日後、悪夢のテストが始まった・・・・