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第67話

 運命の金曜日

 俺が葵のペットを育てる役目になるか、免許を持っていないが車を買ってもらえるか、の賭けごとをした缶けりが始まる

 

「絶対負けないからね!輝!」

 

 始まる直前に葵がわざわざ俺の近くにきて言ってきた

 よほどペットを飼うことが夢なのだろうか?

 

 俺は攻める方、葵は缶を守る方で守る方には翔・優美がいるけど、俺がやる攻める方には陸上部でインハイ出た人、サッカーで県大会ベスト4まで行った連中など足の速そうな人たちがたくさんいる

 

 そして、缶けりのルールは基本一般的なものを使う

 範囲は学校の中全部で缶の置いてあるところは、体育館の中に1個、校庭に2個、第1校舎に2個、第2校舎に2個

 攻めの人数が60人、守りの数が90人

 守るものは誰が缶を守るかを決めておき、もしそこの缶が蹴られて場合その缶を守っていた人は今後守りに参加できない

 攻める者は、名前を把握できないので捕まったらアウト

 




「あ、輝さん」

「あ、芽衣ちゃんも攻める方に入ったの?」

 

 開始の合図を待つ間、ぼーっとしていると後ろから声をかけられ振り返ると芽衣ちゃんがいた

 

「本当は守る方に入りたかったの・・・」

「あはは、それはご愁傷さま。まぁいいんじゃないかな?たぶん攻める方も楽しいよ」

「ですよね・・・頑張ります」

「うん、お互い頑張ろう」

 

 俺は芽衣ちゃんの頭を撫でると芽衣ちゃんは笑う

 それからクラスの人と仲良くなったとかいろいろ話していると遠くの方から友達なのか名前を呼ばれてそっちの方へ行った

 

 数分後に俺たち攻める方は隠れる場所を探し、守る方は缶の周りに付く

 そして、準備が整うと長い長い缶けりが始まった

 

 


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