表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/87

第4話

北谷 輝(男)

趣味:寝ること


6年前に引っ越し、親の事情で再び故郷に戻ってきた。


顔はかっこいいほうだが恋のことにはすごく鈍感で、前住んでいた所でも多少はモテテいたが、本人はまったく気が付いていない。


 

 料理を作って食べ、しばらくTVをみてゆったりとしていた

 そして、今日のことを考えた

 

「瀬川 翔」小4のときまで一緒にいた俺が生きている中で一番の心を許す友達。そして、女の子が俺以上に苦手だった奴

 そのくせ、カッコ良かったし運動も勉強もできたから、いつも女の子に追われていた

 今はどうか、わからないけどまぁ「瀬川君とはどういう関係?」みたいなのが多かったから多分モテテいるのだろう。そして同じクラス

 

「奥 優美」こっちにきて初めてできた友達? 翔の彼女で見た目も中身も元気いっぱいな子だった。帰りの道でいろいろ話していたが、翔と付き合いだしたのは高校1年の冬休みあたりかららしい。クラスは俺らとは違い2‐3

 

 

「中村 葵」小4まで一緒にいた友達で、ちょっとしたお嬢様。

 俺の親と葵の親が仲よかったため、よく遊んだ。昔は俺と翔の後を追っては、はぐれて迷子になっていたから、一人っ子の俺としては妹のような存在

 今は、可愛いからなのか学校の男子から注目され、学校内のアイドルとなっているらしい。しかし、彼氏なし(優美情報)

 

 

 とまぁこっちに来て心配はしていたが、昔の知り合いがいたからよかった

 

 緊張の糸が今切れたかの様に、睡魔が襲ってきて時間はまだ早かったが寝ることにした

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 昨日早く寝たからなのか携帯のアラームが鳴る前に起きた

 よく漫画では朝早くに起きると鳥のチュンチュンという声で表すけど、あれって本当なのね・・・この歳にして初めて知ったよ

 朝はやることがないから、洗濯物を干して、朝ご飯を食べて、登校までの時間を有した

 

 登校時間になり、外に出て学校に向かった

 

 学校に着いて、自分の席に座って外を見ていると快晴で気持ちのいい空が見える

 その日差しを浴びていると、また眠くなった

 

「・・・ん・・・・・んご・・・」

 息苦しさを感じて、起きると前には、翔と葵と優美がいた

「あっ 起きた 良く寝てたね〜」

 葵がそう言っているが、ほかの2人は爆笑していた

「んごっ!だって あははははー」

「おい・・・お前ら笑いすぎだ」

 

 俺が注意しても、まだ笑っていた

 

 そして、先生が来て、何やら話している

 今日も午前中で終わるので、早く帰れる

 先生の言ったことは、理解しようとも思ってなかったから、聞かずに外を見て時間をつぶした

 ただ、1つだけちゃんと聞いたのは「明日から平常授業が始まるからがんばれ」だ

 

 先生の話が終わって、ほかのやることをして、今日の学校が終わった

 家に帰り、洗濯物を取り込み、畳んで・・・などをいろいろして一日が終わった

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 そろそろ5月に入ろうとして、少し暑くなり出したころ、世間ではGW。そうゴールデンウィークがある。

 そして俺はそのGWに親に会いにいかなければならない

 まぁ俺としてもそんなに嫌なわけじゃないんだけど・・・

 

 これはまだ4月の終わりぐらいのときだった

 

「輝 GWどうする?どっか行く?」

「ん?あーごめん 翔 俺、親に会いに行かないといけないから」

「そっか〜 海外に行くのか〜いいなぁ海外・・・」

「だね〜 私も行きたいなぁ 海外・・・」

「うんうん 輝だけずるいよね 私と翔も連れてってよ!」

「なんでお前らカップル連れて行かなきゃならん・・・」

 

 いつの間にか葵と優美まで加わっていた

 

「そんな良いことかなぁ・・・人いっぱいだよ?GWだし」

「でも海外いけるんでしょ」

「そりゃそうだけど・・・」

 

 優美がムッっとした感じで言った

 

「いいもん!私は翔もどっか行くもん!1人身の寂しい輝とは違うもん!」

「えっ!?」

 

 翔は急に言われて戸惑っていた

 ご愁傷様 翔君・・・

 そう思っても口に出さないのが大人だ。翔の戸惑い姿を見ながら思った

 

「私も・・・寂しい1人身・・・」

 

 葵はボソッと言ったのが翔・優美を凍らせた

 

「い、いや違うよ 葵は1人身なんかじゃないよ ね?翔」

「う、うん 違う 違う 」

「あっ ほら輝についていけばいいんだよ ね!いいでしょ!輝!」

「は?なんでそこで俺に振る」

 

 とりあえず優美の頭を叩いてから、2人を落ち着かせた

 

 そして、落ち込んでいる葵をどうするか、小声で相談した

 

「もう!こうなったのも輝が海外行くなんて言うからだよ!」

「そーだ、輝が悪い」

「お前らバカップルは何言っている。優美が1人身とか言うからだろ」

「あっあたしのせい?」

「もういいじゃん 輝。葵海外につれてけ。それで綺麗に収まる」

「そうだ 翔の言う通りだ。つれてけ」

 

「何3人でコソコソ話してるの・・・」

 

 俺たち3人は葵の声にビクッとしながら、葵のほうを向いた

 

「えーっと相談の結果、輝がOKしてくれました」

「はい OKしました」

「はぁ? 何言ってんの!」

 

 2人のほうを見るとグッっと親指を立てて、勝利を確信したような笑顔をした

 俺はこれ以上言ってもしょうがないことを感じたので葵が行けないように願いながら言った

 

「はぁ〜・・・んじゃ来てもいいけど、葵パスポートあるの?」

 

 そう言うと葵はさっきまでの暗い表情から明るい表情になり

 

「あるよ 海外行くために取ってある」

「んじゃおばさんとおじさんの許可とか取れたら連れて行くよ・・・」

「わかった 輝も今夜、私の家に来て説明してね。」

「了解」

 

 まさか、パスポートを持っているとは思わなかったが、最後の砦の、葵の両親の許可という難題を出す

 さすがにお金とかの用意がいるからね 急には無理だ。 

 

 

 横では翔と優美が「GW、どこに行くのか」と相談していた

 


ここまで読んでくださってありがとうございます。

書いている途中で、誰が喋ってるか判らなくなってきてます・・・


でも頑張りますのでよろしくです。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ