第2話
小説書いてて思ったこと
考えていることを文字にするのは難しい・・・ってことです
おばさんが挨拶を来てくれて、家の中へ入れ、「向こうではどうだった」とか「料理大丈夫?」など話していると夕方になろうとしていた
「それじゃそろそろ葵帰ってくるし、私は帰るね」
「はい それじゃまた」
「そういえば、春休みもあと少しで終わりだし、体内時計戻しておいたほうがいいわよ!。今日みたいにお昼まで寝てたら遅刻決定だよ!」
「了解しました ちゃんと直しますよ」
「あっ メルアド交換しておこう いろいろ助けてあげれるだろうし」
「はい んじゃ」
そう言ってメルアドを交換しておばさんは帰っていった
正直なところ、親の前では意地を張って、「1人暮らしなんて余裕だよ」などと言っていたが、それなりに不安もあったわけで、おばさんが近くにいるってことでその不安も無くなった
次の日、俺は部屋の片付けに追われてた
一日がこんなに短いなんて思ったのは初めてだったかもしれない
片づけが終わったころには外は真っ暗になっていた。まぁ起きたのが15時辺りだからしょうがないけど
「ふぅ・・・やっと終わった。明日から新しい学校だし、なんか緊張してきたなぁ・・・」
1人暮らしをしてから、こういう独り言が増えた気がする
時計の数字はまだ22時だが早めに寝ることにした
・・・・・・・・・・・・・・
〜♪〜♪
なんやら、近くで携帯が鳴っているのは、わかったが手がそこまで伸びない
〜♪〜♪
次第に音が大きくなってきて、睡魔が離れていくような感じがした
「ん・・・」
何分経ったかわからないが次第に体が起きれる状態になってきた。
そして、アラームが鳴っている携帯を取り、アラームと止め時間を見た
「ん・・・ん?・・・6時?・・・」
目がぼやけて、携帯の時間が見えないので、デジタル時計のほうを見ると
「・・・・6時?8時?・・・・」
時間と進むと共にゆっくりと数字がはっきりしていった
「・・・・・8時?5分?・・・・・・」
完全に数字がはっきり見えた。その数字は8と5を出していて、学校の点呼がされるのが8時20分
ここから学校まで走っても10分以上かかる これは転入試験のときに出した結果
「って冷静に考えてる場合じゃないじゃん!」
急いで制服に着替え、家を出る準備をした
家を出たころには時計の数字は8時10分を表していた
「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・」
最後に全速力で走ったのはいつ頃だろう。と思いながら走っていると、前に女の子が歩いていた
その女の子は俺がこれから行く高校の制服と同じで、のんきに歩いていた
そして、俺の中の悪魔が「前の女の子があんな風にゆっくり歩いているんだから。余裕に間に合うよ」とささやいた
その悪魔の囁きに、素直に応じて走るのをやめた
そして、いつの間にか俺は話しかけていた
「ねぇ その制服ってK高だよね?このペースで間に合うの?」
「ん?そうだよ〜 でも、このペースじゃ間に合わないね 普通なら」
女の子はニコっと笑いながら答えてくれた
俺は女の子の笑った笑顔を見て、正直に可愛いと思い、顔が赤くなるのを感じた
「どうしたの?顔赤いよ?」
女の子がそう言ってきて俺はビクッとしながらも「さっきまで走ってたから」と誤魔化した
そして、俺は間に合わないと言ったことを思い出し、走ろうとした
少し走ってお礼を言うのを忘れてたので、止まって
「ありがとう!君も間に合わないなら走りなよ」
と言って俺は再び走った




