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キャラ紹介(一章・二章時)

鏡宮 渡(かがのみや わたる)


 異世界から帰還した少年。帰還したタイミングが中学三年生だった。

 

 異世界では彼の師匠に拾われ、スパルタも真っ青な特訓を受ける。その為に、体術、剣術、魔術、錬金術が全て一級品で扱えるバランスタイプ。

 ただし、その修行時や未熟だった頃のミスで、体中に傷跡が残っていたりする。ただし、これは魔法で治す事も隠すことも可能……だが、本人が初心を忘れないためにとそのまま放置した。今は地球へ帰還したので治しても良いと思うのだが……と言うのは周囲の談。


 学力に関してはリードと言う魔術で焼き付けていて、言ってしまえば動く図書館。ただしそれは、本棚に本を詰め込んだのと変わらないので、その情報を思い出すのは一苦労。ま、全てがチートと言う訳では無いと言う事。

 その知識を本物にしようと思ったら、繰り返し呼び起こしながら実践をしないといけないので、割と面倒な魔法である事には変わらないが……ぶっちゃけ羨ましい魔法である。


 現在は〝界渡り〟の秘術に目下挑戦中。

 その理由は異世界に呼ばれた、落ちたと言った事が再び自分に起きたり、身内や友人が巻き込まれた時に迎えに行く為。

 実際自分が経験している以上、無いとは言えないと常に不安を覚えていたりする。


 父は修一、母は奈々、弟に武が居る。

 修一と奈々は戻って来た時から親バカ全開中。とは言え、あれやこれやと買い与えたりするわけでは無く、共に過ごす時間を大切にするタイプ(本編に出て来る事は少なかったが)

 弟は返って来た兄に対して、最初の再会時での失敗を気にし一進一退。速く素直になれ。


 お隣のご家族と仲が良い。特に、お隣の娘である紬とは何かにつけ一緒に居るのだが……現状、お付き合いすらしておらず、周囲がヤキモキ。

 ただ、この状況は些か仕方がない話。新しい環境と言っても良い渡とソレをフォローする紬。そしてそんな二人は受験生。そりゃ、進展なんてする訳無いだろう。


 クラスメイト達とは紬以外の四人と特に仲が良い。それ以外のクラスメイトとはそれなりに会話はする。三年次の転向だと言うのにソコソコいい関係を築く事が出来たと言えるだろう。


 異世界で過ごしてきた為か、話し方が少し硬いと言うか独特。それと同じで常識がずれている。

 命の価値観、力の使い方、文明の利器と魔術について等々、細かい事を挙げだしたら終りが無いのだが、その違いが微妙なボケとなっていたりして……紬や親に突っ込みをいれられたりしている。(例・走る車を見て鉄の馬車だ! とラノベのような反応をする。寝起きなどの時、無意識に魔法を使い呆れられる)

 なので現在矯正中……だが、何処まで修正出来るのか謎である。




宮入 紬(みやいり つむぎ)


 綺麗なブリュネットをサイドテールにし、黄色っぽく見えるアンバーな瞳を持つお隣のお嬢さんで、大人になれば華麗な女性になるタイプだろうと思われるヒロイン。今はまだ幼さが残っている……とは言え、その片鱗は既にちらほらと。


 幼い頃、心無い言葉に傷つきはしたものの、渡が庇ってくれた事を覚えており、ソレを心の支えに渡が生きていることを信じ探すという……飛んでもない胆力の持ち主。一歩間違えればストーカーでは?

 ただ、その健気とも言える思いは成就し渡と再会。其処からは渡を支えるのだ! と色々とフォローする日々。ただ、本人は楽しんでいる模様。


 学校では色々マイナスの事を考えない様、勉強に学校行事に全力で取り組んでいた為か、変なカリスマ性を生み狂信者集団まで作ってしまう。

 が、その集団は渡の帰還にて、渡を認める事が出来ずあれやこれやと手を出すものの、相手にされず結局自爆してしまった。

 とは言え、渡が戻って来てからというも、紬の笑顔にあった影が取れた為か、彼女のファンはさらに増えたとか。ただ渡が居る前提の笑顔なので、彼等は狂信者の様な行動はしていない。いわゆる見守り隊。


 自分の事を僕と言ってしまう僕っ娘。そして、渡の体力についていこうとするアグレッシブさを持つ。割とアウトドア系かと思いきや……ゲームに本にとインドアな事も好きと言う。一番大きな悩みが取れた為、全力モードな女の子状態と言っても良い。十年分の思いを楽しんでいます。


 そしてそんな彼女が今後、どの様なアピールを渡にして行くのかが気になる処である。




鏡宮 武(かがのみや たける)


 弟君。兄に対して素直に謝れないちょっと中二なお年頃。と言うか、ガチで中二な年齢。

 とは言え、魔法を見せた兄に対して、目を輝かせんばかりの憧れを感じていたりする。うん、早く素直に謝って魔法について色々聞けばいいのに。

 ただ、異世界については少し恐怖を感じている。それは、渡の体にある傷跡を見たから。ちょっと衝撃が強すぎた様だ。


鏡宮 修一かがのみやしゅういち


 渡と武のお父ちゃん。ソコソコと言った会社に勤めているサラリーマン。

 渡が神隠しにあってからの十年で老け込んでしまい、年齢の割に白髪などが……とは言え、その心労も渡が帰って来た事ですっきり。まぁ、違う悩みが出来た訳だが今までに比べたら。

 そして、そんな心境になった為か、その老けは張りを取り戻し中々良い感じのおじ様的な風体に変身。


鏡宮 奈々(かがのみや なな)


 渡と武のお母ちゃん。パートに家事にとがんばってます。

 修一と同じで年齢からみたら……と言う状態であったが、渡が戻って来てからは母もパワーアップ。若さを取り戻しました。

 お陰でパート先ではあれやこれやと聞かれる日々だとか……。


 因みに父も母も、渡の無意識な魔法使用に頭を抱えている。一応相談はして貰えているのでその点は安心しているのだが、一体何をやらかすか少々ハラハラしつつ、魔法楽しい! とウキウキな気分でもあったりする。

 実は何か面白い事を見たいと思っている筆頭。




宮入 治夫(みやいり はるお)宮入 鈴(みやいり すず)


 紬のお父さんとお母さん。

 渡が神隠しにあってから、紬の態度をみて何度か引っ越しを考えた事も有る。ただ、それをやるとこの子は潰れてしまうのでは? でも……と、悶々と悩んでいた時期どうにかこうにか乗り越え、どうせだ! 自分達も紬にとことんつき合うか! と行動した二人。

 それが功を成したのか十年の月日を経て渡が帰還し、娘に満面の笑みが戻ったのを見て、良かった……とめちゃくちゃホッとしていたりする。


 そんな二人は、渡が何処に行って何をしていたか……まだ知らない。

 ただ、紬が詳細を知って居るだろうと言うのは気が付いており、何かあったのなら紬の笑顔は無いだろうと考え放置。きっとその内話してくれるだろうと待っている。




宮入 隆治(みやいり りゅうじ)


 紬のお兄さんで薩摩な剣術の使い手。

 ぶっちゃけ割と強い。渡が相手じゃなかったら防げる人など少ないのでは? と思ってしまうレベル。


 そんなお兄さん。渡の事は弟分だと思って可愛がっていた。だが、それ以上に紬が大切で、神隠しにあった渡に対してちょっとだけ恨みを持っていた。ま、その為に八つ当たりと言う名の手合わせ……ただ、これは渡が鍛えられて居なければやらなかっただろう。


 そして割と爆弾を抱えており、渡が神隠しに遭った事から、その手の内容を徹底的に調べ上げた。ただの脳筋ではないようだ。

 ただ、その流れから、当時渡以外にも神隠しに遭った者達が居た事が発覚。それが更に渡の〝界渡り〟研究を加速される要因となる。


 気のいい兄ちゃんでは有るのだが、割とお騒がせ要素を持っていそうな人物。




・友人の四人


 東 陽一(あずま よういち)。お調子者でボケ担当。

 西野 楓(にしの かえで)。眼鏡を掛けてるインテリ系男子。基本的に東に対する突っ込み担当。

 北上 健太(きたかみ けんた)。子犬系男子。何かと周囲に、犬耳や尻尾を幻視させてしまう。わん。

 春名 霞(はるな かすみ)。文系女子。眼鏡が本体です! と自称している。


 渡や紬と仲の良い四人で、進学する高校も同じ。

 とは言え、その仲良くなった理由は……クラスにおいて渡に対する接し方会議から、男子三人は一番対応出来るだろうと選ばれた。

 霞はもともと紬の友人だから。

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