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小盛のねぎ抜き
阻むは有象の群勢なれば、きねをば壊さん介ささん。
介してくるめる青シの布は、さあやのてらいもつましかふ。
今世の貧しき心の富む身を、犀て返すは果実の如く。
再醒見やるは自ずのみにくき、のらりく業行の調べなん。
かかるところにありはせむ。犀排徹捨。
須業をせらるは己の甘きに、鍛えど浸りきそそろきか。
荒らす心の由縁を探らし、常の構えの治らしか。況んや。
ままならないことも。快いことも。
ただ己の思い次第なら。
よくて牛丼の様を見るらしかばく。
ネンギを捨てりて小さく盛られよ。須。