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僕の奴隷

アクセス20000、ユニーク3500人、週別ユニークユーザ800人超えました。

たくさんの方に読んでもらえて嬉しい限りです。

 わけも分からないうちに奴隷の譲渡を完了させられてしまう。 そしてその奴隷の女の子はギルガメシュさんに今までの恩を感謝して僕の元にくる……



「今日より盾として使うなり、お慰みに使うなり好きに使ってください、主様(あるじさま)


 僕、ぽかーん……




 そしてやっと頭がついてきて、慌てながらギルガメシュさんにさっきの返事は聞き返しただけだという事を話したんだけど……



「譲渡は完了したのだから今さら遅い。 譲渡後は最低30日立たねば奴隷命令(スレイブギアス)による譲渡が行えぬのだ。 せっかくだから仲間だとでも思って連れればよかろうよ」



 困った僕はフレイさんを見る。

 速攻でフレイさんは顔を背けてきた……

 それじゃあとシリクさんを見ると、シリクさんまでそっぽを向かれる。 ならガラシャさんは! と見ると……責任もってしっかり面倒を見るようにって言われてしまった。




 メーデイアさんは今の状況をどうするかで忙しそうなため、アラスカさんに助けを求めてみる。



「後でアレスの家族に会いに行く時に一緒に連れて行く、と言うのはどうかな? アレスが助けた命だと」


 さすがはアラスカさん!

 僕がお礼を言うとにっこり微笑んでくれる。 その笑顔に思わず見惚れてしまった。



「主様その槍、お持ちいたします」


 この後どうするのか聞こうとメーデイアさんの方へ行こうとすると、誰かに腕を掴まれる。



「主様その槍、お持ちしましょうか?」

「あ、あるじさま? 誰それ」

「主様は主様です」


 頭を下げてくる姿を見て、僕はこの子の主人になった事を思い出した。



「えっと、マイセンでいいよ」

「駄目です。 主従関係はしっかりしてください!」

「え……あ、はい」


 どちらが主なんだか分からないような関係だけど、とりあえず槍は持ってもらった。



「ところで名前はなんて言うんですか?」

「ですから、主様なんですから私には命令していただければかまいません。 それと私に名前はないので主様の好きに呼んでください」

「え? 名前、ないんで……ないの?」



 困った。 なんて呼べばいいんだろう。

 ギルガメシュさんはどう呼んでいたのか聞くと、おい、とか、お前で誰を呼んでいるのか察していたんだそう。



「決まるまでは君とかそんな感じで呼ぶけどいいかな?」

「私には選択権はありませんので、ご自由に呼んでいただいてかまいません」


 はう……



 一応クラスを聞いてみたら、前衛とだけ答えてくる。 たぶん初めてアレスさんに会った時に聞いた、訓練をしないで実践で成長していったタイプなんだろうと思う。


 改めてその子の姿を見てみる。 種族は人間で年齢は僕と同じぐらい、真面目っぽそうというよりは、いろんな意味で全てを諦めきっているようにも見える。

 ボサボサだけど身なりを整えれば、それなりに可愛くなりそうだとも思った。


 ……なんて見ていたら、私の身体がご所望ですか? なんて言われて慌てて謝ると不思議そうな顔をされた。





 ここでメーデイアさんが一時撤退することを告げてくる。 メンバーの数もそうだけど、やはりここは危険だと判断したみたいだった。



 逃げ出した蛇のような奴は気になったけど、これでここはおそらく封鎖されるんだろう……

 最後にアレスさんを見て、【死の神ルクリム】に無事に輪廻に還れるように祈りを捧げた。



 来た穴を通って戻るとそこでは大変な事が起こっていた……



実は今回のこの奴隷の女の子、当初ではマイセンの奴隷になる設定は全くありませんでした。


それはさておき第二部に入ってからは、ファンタジーホラー? っぽいものに変わり、どんどん死人が出てき始めました。

まぁ宣言通りですね。


一般的なホラーのように最後は1人とか2人だけ、という事は無いのでご安心ください。



次話更新は明日、お昼頃になると思います。

そして一応次の話で章の一区切りをします。 次の章もそのままダンジョンパートのままですが、区切りになる場所なので……


あと遅くなりましたが、評価をつけてくれた方ありがとうございます。

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