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‐孤児施設で、少年と、、、

 

 

 孤児施設。

 私の、、、、天使ちゃん達がいるところだぁ!

 こほん、さて。

 この施設に、正面から乗り込むことは、進路上できない。

 正面の進路は、腐敗した有機物と無機物からなる、産廃廃棄物の巣窟のような、荒れた道路を行くことになる。

 だから、裏側から、つまり迂回ルートから、そこに行くのが正当ルートとなる、それは道理だった。


 沸騰している、ふっとう、、、している。


 さきほど、敵の重要拠点を殲滅、抹消して。

 ここまでの迂回ルートへの前進、進軍を頓挫させたのだ。


 その戦いで滾った、新しく見えた新境地を、激情と感動と綯い交ぜになった、この滾る情熱を、

 、、、あの無垢な瞳、心と身体にみせつけて、叩き込みたいっっっ!!!。

 さきほどから、頭を駆け巡る煩悩みたいな邪念である。

 

 美味しそうな少年、美少年だった、ともすれば、美少女、超絶なる美少女に見えそうな、そんな奇跡。

 涎が出そうなほど、それはそそった、初めての、私にとっては男の子、だった。


「おかえりなさい」


 その子は、今日も出迎えてくれた、何時もの、何時もと変わらない笑顔で。


「ああ、おかえり」


 この笑顔を守る為に、尊いと思える、これを守る為に、頑張った、本当に頑張った、頑張れるのだ。


 、、、、、だが、しかし。

 対価は、それだけで、果たして、果たして、いいのか?

 裏側で囁く、悪魔が居た。

 全然小悪魔なんかじゃない、血も涙もないんじゃないかってくらいの、大悪魔だ。


 だってソイツは、この少年を、好きなままに犯してしまえというのだ。

 

「今回も大変だったのですか?」


 思っていたよりも疲弊していたのか、どうなのか分からない。

 とりあえず今は、ベッドに横たわる私、その直ぐ隣で少年が、椅子に座りながらリンゴ皮剥いていた。

 

「まあ、それなりにね」


 そのまま幾つか、剥かれたリンゴ、それを切り分ける前に、いいよ、と、貰い受ける私。

 

 まだ、胸がドキドキドキドキドキドキ、ずっと、ずっと、していた。

 フラストレイションなのか、欲求が不満しているのか、、、

 あまりに窮地を、危機を体感して、したことで、生殖の母性でも活性化しているのか、自分でもよく分からないのだ。


「、、、、、、」


 目の前の少年を、見る視る観る。

 何時見ても、可愛らしく、綺麗で、純粋無垢で、穢れを知らず、少なくとも、知らないようで、

 純朴そうで、清純、しかし地味でなく、優雅さすら感じさせる気品が香り、甘やかな色気を感じさせる長いまつげ。

 

 、、、駄目だ、意識すると、まだまだ、胸のドキドキが高まってきて、変な感じになってしまう、な。

   

「どうしたんですか?」


 私の、それも、変な視線に気づいたか、気づかれてしまった。

 少年は、ちょっと恥ずかしそうに、目線そらしながら、私を見ていた。


「ああっ、いや、難でもない、、、ごめんっ疲れているんだっ」


 私はかみ振り乱して、そのままベッドに潜って、隠れている事にする。

 したのだが、

 どうやら、少年は、まだ私に構ってもらいたいそうで、どうなのか、ずっと傍にいてくれた、居続けてくれたのだ。


 このままベッドに引きずり込んで、汚してしまえと、私の中の別の、別と思いたい、隔離してしまいたい、病気の私が居た。


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