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シャルと夜空で星を見ながら馬鹿語る話

 

 

 満天の星空、秋の穏かな空気の中、ただ徒然と歩いていた。


「おいシャル、馬鹿がよ、なんで無意味に外を散歩しなきゃいけない。

 一人で勝手に歩き回って、勝手にレイプ魔にでも陵辱の限りを尽くされろや、

 マジで馬鹿がよぉー~」


「星が綺麗ね、どう? 貴方もそう思わない? 

 そこそこ、ロマンチックな雰囲気じゃないの」

 

 確かに、上を見れば、星がこれでもかと、昼間は絶対に気づかない程度に遍く煌めいていた。


「はっ、気取ってんじゃねーよ、馬鹿がよぉー。

 そして、悔しいよ悔しいよビクンビクンってしながら残虐な簒奪者に処女散らされた惨劇に涙して、

 その涙に濡れたままのボロボロな顔で、俺の前に現れて慰めてって言って、俺がそんなことに俺を利用するなとかアーだこーだ、

 盛大に喧嘩して、そのあとお前が外を飛び出して追いかけて、ごたごたして、

 最終的に、貴方で上書きしてとか言って言いつつ、激しい仲直りセックスでFAだろ、

 よし駄目だな、あーあークソシナリオだったな」


「貴方、わたしの事が嫌いなの? ちょっと疑問に思ったから、聞くのだけれど」


「ばっかじゃねぇ、好きに決まってんだろ、

 だって、俺達、完全無欠に完璧に、相思相愛って奴だろ? 滅茶苦茶不幸で幸福の極致な状態だよなぁあ!」


「うるさい人ね、まあそうね、わたしも似たような状態よ」


「ホントかよ、疑わしいね、お前にとって俺なんて、幾らでも代替可能なクソ観測端末だろうが?」


「いいえ、私にとって、貴方は唯一無二の絶対に大切な要素、決して欠く事ができない無上に愛する人。

 まあ、貴方にとって私が、そのレベルかは知らない、一方的かもしれない恋心よ?

 これが果たして、貴方に完全に100%漏れなく理解して頂けているのかしら?

 わたしが、これほどまで巨大に爆裂に膨大なる情動を宿して、一身に貴方にムラムラしてしょうかたないという、

 この圧倒的な真実であり真理、真なる心理を、いうなれば真心。

 まあ、これだけ一緒にて、わたしの貴方に対する感情の総量が、大方でもわかってないとは、絶対に言わせないのだけれど」


「ふーん、そうなのね、で? 俺が知らないって言ったら? どうするんだよぉ?」


「掛け値なしで、殺すわ、わたしの心を踏みにじったのは、それすなわち極刑に値する死罪相当だからね」


「わー怖い、シャル先輩、超絶メンヘラ、金輪際かかわりを持ちたくないくらいには、相当に引くね」


「うるさいうるさい、これくらいのメンヘラは昨今の情勢では、当然に受け入れられてしかるべきでしょうがぁ」


「そんな理論は知らん、常識が、誰にとっても常識と勘違いしてんじゃねーよ、ダボハゼがぁ。

 お前みたいな低脳で、その、いやらしい身体や淫靡な仕草とかしか、有体に取り得の無いクソ女が、

 土台常識を語るなんて不可能ごとだろうが

 馬鹿が、不遜な真似してんじゃねーぞ、はっはっ、生まれ変わって、出直してこいよ、馬鹿がよ」


「酷い人、そして愚かな人ね。

 そうやって女の子に強圧的に抑圧的に迫れば、従順に飼いならして、己の、己のみに従う、人形にでもできると思ってるの?

 そして、その毎度の言葉攻めは最悪、の極致、

 わたしをどれだけ陵辱して、限り無く辱めて、身体を正直にしても飽き足らず、

 心まで完全に、屈服させて、どこまで言いなりになるまで攻め抜けば、貴方は気が済むの?、

 心が痛いのよ、馬鹿最悪最低、わたしはもう、既に貴方しか見えない、見えなくなってしまったくらい、盲目なのに、

 ふんっ、いい気分でしょうねぇ、問うまでもないけど、わたしを傷つけらて、貴方は満足なの?」


「冗長に語るな。

 ああ、満足だね。

 お前がはぁはぁ興奮してるのも、傍から見てる分には超絶超越的に面白おかしい愉快で楽しいね」


「わたしは別に興奮してない、、、ただ、ばっかみたいに罵られて、心拍数が上がりまくってるだけ。

 だいたいね、貴方のそういう、、、、、なんて言えばいいのか

 わたしを罵詈雑言するときの、そのノリっ、本当に馬鹿みたいなんじゃないかって、いつも思っているのよ、

 なに? そのここぞ、とばかりって言うの? 鬼の首とったみたいな?

 此処こそ、この瞬間こそ、人生の全てを注ぎ込み注力するべき所って閃いたみたいな、馬鹿テンション

 わたしは嫌になるのよ、本当にばっかみたいでね」


「ほー、そんな紅潮した顔で、女の喜びを感じてるような、はぁはぁ、ガチで呼吸乱して、るような顔で言ってくれんなぁー

 てか、マジで興奮させてくれんよ、ムラムラさせてくれんよ、この場で今すぐ滅茶苦茶にしたくなってしまうよね」


「ふん、ホント、なんなの? 

 ってくらい、十重二十重に突っ込みたくなるくらいの、わたしを暴力的に制圧してくる支配力を宿した言葉。

 ホンとにね、わたしは胸が一杯になって、窒息しそうな気分を味わったのよ? 純然に刺激的過ぎだわよ?

 まあ、いいけどね、貴方の言葉攻めくらい、幾らでも耐えてあげる、気持ちが良い内は、我慢したげる、ありがたく思いなさい?」


「ありがたく思うのはシャル、お前のほうだろう?

 誰のお陰で、死んだ方が数億倍マシな人生が、人並みに回帰したと思ってんだ?

 もう一回確認とって置くか? お前の飼い主は誰だ? 忠誠を誓うべき主は?果たして誰だ? ってな、はっはっ」


「そういう風に、好きなだけ自慰してればいいわ、この変態ナルシスト馬鹿、

 わたしを、心の底から好きに出来ると、思い込んでるんでしょう?

 そういうのが、ばっかみたいって思ってるの、

 なんで私が貴方程度の愚劣に、どうして好きなように扱われてあげなくちゃいけないの?」


「ツンデレが、典型的だな、十二点。

 強がるなよ?シャル、どうせ全受け、全方位誘い受けのお前じゃ、そういうキャラは成り立たない。

 そろそろ、常にどんなときでも、俺に従順なペット、みたいな振る舞いをしろよ。

 お前だって、きっとそういう己の本性に素直になった方が、今より遥かに幸せだ。

 期待してんだろ? 俺に馬鹿みたいに可愛がられて、一切の呵責なく甘えられて、嬉し恥ずかしい状態を、

 一度想像してみろよ? おまえの好きな脳内お花畑を、まんま完全再現できんぞ?

 どうせ、デレデレしてる己を見てほしいとか、そういう乙女チックな妄想いつもしてんだから、明瞭に想像できんただろうがぁ」

 

「下らない、下らない。

 貴方は本当に掛け値なしに醜い。

 そういう台詞がすらすら出てくる辺り、日常の思考が納豆みたいに腐っていることが、丸分かりだわ。

 その性的な想像力にだけ特化した、背徳的で罪悪的な脳髄で、ホンと、いつも何を考えているの?

 ああっ、言わなくていいわ。

 どうせだけど、わたしをエッチで、ド淫乱な衣装を着せて、で、好きなように嬲っているんでしょう? 

 セックスとか、体中撫で回して、舌を突き入れて、好きなだけ穴という穴を愛撫して、べろちゅう、とか、

 ホントにね、考えただけでね、身の毛がよだつ思いなのよ、

 鳥肌がたって、武者震いと勘違いしそうな戦慄に襲われるわ。

 ふんっ、簡単に、それこそ赤子の手を捻るように、夢見たいな、まんま妄想100%、実際に現実しない夢だけどもね

 そういうこと、あれこれ、わたしと一緒に、馬鹿みたいに、望めば幾らでも何回でも、できるとか、

 どうせ、思ってるんでしょう? 

 ふんだふんだ、馬鹿、知ってるんだからね、貴方の醜い欲望くらい、全部ね。

 貴方はわたしを愛してて、メロメロ、わたしが欲しくて欲しくて堪らない、

 熟れに熟れた性的、身体のいつだって暴発寸前のアレ、一杯に溜めた熱々のアレを、わたしで、わたしの体全部全体つかって、発散したいと思ってる、んでしょう?はず、なのよ

 キタナイ、薄汚い、穢れている、嫌悪と拒絶を醸すわ、いつまでも拭い取れない罪悪みたいだわ、貴方のソレは。

 今だって、相変わらず、そう、穢れた、欲望の目で見てる、

 いつもいつも、四六時中、そんな薄汚れた汚い目で視姦、視られて、わたしは大変困っているのよ? 知っていて?

 貴方の欲望のたぎりが、いつもわたしを苛んでるの。

 自重して欲しいものだわ、貴方が発情してても、別にわたしは何時もオールオーケイじゃないんだからねぇ」


「どの口が言ってるんだぁああ?

 お前は何時も、何時もどんな時でも、秘所を濡らしてるようなゴミみたいなド淫乱クソ女だろうがぁ?

 馬鹿がよ、今更、どう言い繕ったところで、遅いんだよ。

 誰も知らなくても、俺だけは知ってるんぜ?

 お前が性的充足、満足のためだったら、何でもして、どこまでも追求した果ての、存在自体が性欲の塊みたいな奴だってな」


「馬鹿みたいな話、ゲームのし過ぎね、まあ、そう思い込みたければ思い込んでればぁ?

 関係ないわ、本当に関係ない。

 貴方がわたしをどう思っていようと、実際の実体のわたしに、幾らの影響すら、一切無いのだし。

 だいたい、仮に私がそうだったとしても、貴方に言われたくないわよ?

 わたしがどうであろうと、貴方が最低最悪の獄悪非道の陵辱者、外道にも劣る変態性欲者である事実に、一部の隙も無いのだからね」


「可愛い奴だな。

 お前を所有して、所持して、支配している俺としては、

 言葉だけで必死に、形だけでも、この絶対的支配関係を拒絶しようとしてる足掻きに、涙ぐましくなってくるよ

 そう、お前は、シャル、俺にそんな風に思われてるんだぜ? それが最大級の、可愛そう、だぜぇ?」


「貴方のほうこそ、果てなく可愛そうな奴だわ。

 どうして、そこまで、無垢な子供、井の中の蛙、己の領分すら弁えず、

 安穏気楽に気ままに思い込めるのか、正気を疑うわ」


 そこで、シャルはついっと近づいてきて、瞳の色を濡れた色に変えて、こちらをガン見してきた。


「、、、わたしを完全に手中に収めて、この世の春を謳歌した、気になってる貴方は滑稽で見物だけれども、、、

 でもね、一応忠告してあげる、わたしはどこまでも優しいからね、慈悲のハナムケを手ずから上げるのよ、感謝し?

 この優しさは、純粋に強さなのよ? 

 強いから、貴方の醜すぎる弱さも、許容して、受け入れて、愛しがって可愛がって、愛してあげれているの、

 普通なら、絶対に誰からも好かれない、嫌われるぅ、可愛そうな、絶無に愛されない、そんな可愛そうな貴方を、

 わたしだけが、こんな風に完全に全部受け入れて、愛せている、その奇跡を知りなさい、運命的な出会い、巡り合いに、神に感謝して

 まあ、話が逸れたけど、なにが言いたいかというと、

 貴方は、好い気になり過ぎない方が、身のためって教えておいてあげる、ってこと。

 分かってないようだけど、貴方にソンナ真似ができるように、

 わたしだって、むしろ私の方が、貴方をより高次元にメロメロにできる技術を持ってるのよ?

 わたしが本気を出せば、貴方はもうわたしの虜になって、

 奴隷に、誓いを自ら立てて、自発的に首輪付けられることを望むでしょうよ、

 生涯このシャル様に仕えて、わたしの為だけに存在したいって、その場で世界に宣誓する姿が容易に思い浮かぶわ。

 そうつまり、、、そうね

 わたしは何時でも貴方を骨抜きの、例えるなら攻め抜かれて馬鹿みたいになっちゃった女の子、みたいな?

 ビクンビクンして、一人じゃ立ってもいられなくなちゃった、

 精神ぶっ壊されたあへ顔ダブルピースしちゃってるような、お馬鹿さん、そんな有様にできるのよ?

 そう、それを、わたしはしてないだけ、自覚すれば?

 何時でも、わたしはこの状況をひっくり返せるの、少なくとも、そういう力量を持っているのよ?

 でもすれば、即座に今の貴方の人格は改変されて、わたしだけの奴隷、馬鹿みたいなクソに成り下がるの、

 それじゃ、可愛そうでしょう? 面白くもないしね

 あえて、今の貴方のプライドをバッキバッキに、粉々消滅にへし折らず、

 慈悲に溢れた聖母のように見守り、活き活きと粋がらせているの、あげているの、

 それが、わたしの視点から、わたしから見れば、全体的に滑稽な見世物ってな訳なの

 だから、どうか頑張って? わたしを楽しませるためにね、ふっふ、

 まっ、そういうこと、わけだからぁ、まあ、わかって頂けたかしらぁ?

 あまり調子に乗りすぎると、貴方は簡単に下克上されちゃうってことよ。

 所詮は、わたしの操り人形で、絶対的支配関係なんて望めない、いつまでもわたしの掌って事を自覚なさい。

 間違っても、わたしを支配して、手に入れられるなんて、思わないことね。

 くやしいでしょ? 絶対に手に入らないんだから、だから、いつ逃げ出されても大丈夫なように、

 わたしを、四六時中、全力で精一杯、愛しなさい? 

 愛して愛して、人生がいつでも終わっちゃうくらい、愛してちょうだいって、わたしが、他ならないわたしが、心の底から望んでるの。

 分かってくれる? わたしは貴方の愛情を、沢山、認識できない、範疇外、想像の及ばないレベル以上で、求めているってことをね。

 ふぅ、、そこらへん、ちゃんと分かってるぅ? 把握してる?」


「まったく、果てしなく、しょうがない奴が、遍く欲しがりが。

 そんなに、俺が欲しくて欲しくて堪らないなら、奪って、襲って、掛け値なしに魅了するべきだな。

 でも、できないんだろう? 俺に万が一でも、嫌われることを恐れているんだ。

 シャル、お前は優しい奴だ。

 愛する人間の感情を、自分の感情より、遥かに大事に出来るんだからな、俺はそれこそ真に愛しく思うよ。

 力技で、俺の全部を自分のモノにできるのに、敢えてしない。

 どんな時でも、俺が、俺がシャルを欲しがるように、俺の望みを粗方叶えることに終始する。

 そんな謙虚で献身的で、どうしようもなく、俺だけを見て、現実を存在してくれる、

 お前を一途に絶対の強度で好きになって、愛の為に生きて死のうと思えたことが、ほんと良かった、

 無意味に満ち満ちて、果てが無く巨大に救いようが無いこの世界と、この俺、全てがどうでもいいと断じれた、この空間において

 だけれどコレは、きっと、意味や価値以上の、この世でただ唯一無二の真理だと、

 俺はいまハッキリと、俺自身の根底から漲る確信に満ち溢れた心持で思えるからさ

 シャル、この世で唯一無二の僥倖だな、お前は救いの女神であり、決して俺から汚せない聖女であり聖域だよ。」


「貴方って、、、

 貴方は、どうして、いつもそうなの? わたしの為に、そんなに感動的な真似ができるの?

 わたしを嬉しし過ぎる絶頂的な幸福に導いて、本当はどうしたいの?

 私を奈落の地獄の底から救い出して、感謝されて、愛されて、それが、貴方にとっての幸福なの?

 そんな都合のいい真理は、認められない、信じれない、我慢がならない、認められないのよ。

 素直じゃないと思う? でしょうね。

 わたしは絶対に、貴方を許さないわ。

 だって、わたしが絶望の底の底の底辺、そこすら突き抜けて、絶対の不幸に落ちたと言うのに。

 そこから、救い上げるような真似をして、いったいぜんたい、それから、わたしはどうなるというの?

 絶頂の幸せを知っても、わたしは拭い切れない不幸せ、痛みを知っているのよ。

 貴方がどれだけわたしを癒しても、所詮は所詮よ、わたしを救い切れはしない。

 こんな人生に、果たして意味なんて、あるんでしょうね?

 わたしは、どれだけ満たしても満たしきれない、強欲すら超越した奈落のようなモノ。

 無限大の欲望を抱えて、世界を侵略する悪の帝国のような、そんな擬人化したような奴なのよ。

 さっさと見限ればいい、泣いたって、そんな哀れみに絆されず、わたしをさっさと切り捨てて。

 そうすれば、わたしは絶対の絶望の底で、安寧に無限に苦しみ続けられる。

 今は、その方が、楽なのよ。

 素敵な貴方が、わたしみたいな、報われない、満たされない、不感症な女に惑わされているのは、正直見ていられない。

 貴方は、わたしじゃなければ、もっともっと、報われるのよ」


「分かってないな、まったく分かってない」


「馬鹿、分かってないのは貴方よ、何も分かってない、馬鹿な、理論も論理も通じない意味不明な存在」


「まあ、それは俺も同意見だよ、シャルという存在は異次元の法則で働く、一切の予想ができない超次元生命体だな」


「貴方が、そう思い込みたいだけでしょう、下らないわ。

 わたしに幻想を夢見て、もいいけれども、その夢が全部、イデア、理想郷のように全部かなえてもらえると思わないでよ。

 そもそも、そんなものは無い、というので諦観して。

 わたしにも現界があるのよ、限りない限界があるのよ。

 わたしに期待しないで、さっさと絶望して、失望して、幻滅すればいい。

 貴方が見るわたしが、実際のわたし以上で、あなたに好かれていると思うと、本当にイライラして来るんだから。

 だから、実際の等身大のわたしで妥協して、満足して、愛してよ。

 こんな矮小なわたしじゃ、好きになれない?

 貴方の想像力で色付けされた、綺麗なわたしじゃないと、貴方を満足させられないかしら?」


「いいんじゃないかぁ? それで。

 俺の中のシャルと、シャルの中のシャル、どちらも俺は好きだし愛してるんだぜ?

 俺の中のエロエロな、俺が望みならどんなド変態なプレイでも要望でも答えてくれる、従順な絶対忠誠シャルも。

 シャルの中のシャル、ツンデレで素直じゃないけど、

 一度心の壁をブレイクされると、その反動で嬉ションするくらい感じ入ってくれる、ギャップシャルも好きなんだぜ」


「馬鹿なんじゃないの、そんな台詞は求めてないの。

 わたしの中の貴方と、貴方の中の貴方には、絶対的な乖離があるのよ。

 貴方の中の貴方の台詞なんて、一切合財望んでない。

 貴方は、理想化されたわたしの中の貴方、

 わたしの理想どおりに、わたしの要望に答える貴方自身を演じてるだけでいいの。

 わたしは、実際の貴方には、なんの期待もしていないのよ、無上に嫌悪し拒絶を表明するの。

 もっと馬鹿になりなさいよ、

 俺はこの世の真の支配者だ、影から世界を操る裏真ボスだぁあああ、

 とか、馬鹿みたいにオナニーしながら絶叫すれば、マジガチで少しは見物なのだから。 

 わたしが興味があるのは、馬鹿なほうの貴方なの、

 等身大に縮こまった、包茎チンポのような貴方はお呼びじゃないの、帰って頂戴。

 貴方は不遜に、シャルは俺の嫁だぁ、俺のお嫁さんになれて心の底から嬉しいだろうぉおおおっとか、

 馬鹿みたいに核心に満ち溢れて言ってればいいのよ、わたしは、本当にそれだけを求めている。

 なんにも考える必要はないわよ、ただただ、わたしが気持ちよくなるような、偽りの貴方を貴方が演じればいい。

 どうせ、貴方なんて矮小存在、そういう道化を演じる事でしか、わたしのような上位者を真に満足させることなんて不可能なんだから。

 正攻法で、わたしを虜にできると勘違いしちゃ駄目よ、所詮は貴方なんて小物なのだからね。

 そこらへん、きちんと弁えていれば、大幅に間違えることは無いのだし、心得なさいよね、分かった?

 全力でわたしに奉仕して、全力で最大限、力の限り限界まで、

 だって、わたしが、わたしと真に心も身体も魂も、なにもかも、お互いがお互いを高めあえる、パートナーに、唯一に選んであげたのだからね」


 シャルは真剣な目で、淫靡に濡れた、蕩けるような表情を晒していた、恥ずかしげも無いかのように。

 それから、「目を覚ましなさい!」っと絹を斬るような音色で言いつつ、俺の頬を張ってくれた。

 

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