ルナルティア旅行記‐ナルディアとアルドと金髪碧眼の
心がぴょんぴょんした、次の日。
どっかの宿の一室で、目が覚めた。
とかく思い出せるのは、昨日は酒みたいなモノを浴びるほど飲んで、ぶっ倒れたらしき記憶の情景、断片。
横見ると、真っ白すぎる肌を晒した、ナルディアが、まあ、なんだ、全裸で毛布を肩まで被ってすやすやってる。
ニヤ、、、。
コイツ、口元が笑ってやがる。
「おい」
「ふっふ」
そいつはパチ目を開けて、立ち上がった、毛布で身体を覆ったままだが、半分くらいしか隠れてない。
「ちょ、これはどういうことだ?」
「こういうことよ、昨日は、お楽しみでしたねって、言えば分かる?」
つまり、俺はコイツと致したのか? どうなんだ?
「あー、おはよう、貴方たち」
そんな場所に、金髪碧眼の美女、いや、美少女あらわるだ。
「おまえ、だれ?」
「はぁ、私はシャルだーつぅーの、シラネェ? だったら知れよー、わたしはシャルだぁー!」
「そうこの子はシャルちゃん、私の妹みたいな子、仲良くなったのよ? 貴方は昨日のこと覚えてないの?」
朝っぱらから、こんな不遜で煩い奴は沢山居るが、こいつは知らない、と言うと。
「ぼかぁーーん!!!!!」
「いでぇええええええええ!!」
シャルってらしい女が、俺の頭をぼかぁーんっと打っ叩いてきた、なにしとんすか!われぇ!
「殴ればナオルッショ、ポンコツ機械は斜めの角度からドカッとやれば一発解決って、なんかで習ったよ」
「シャルちゃんは、賢いのね」
「馬鹿が、いでぇえよぉ、、、賢くねーよ、ばーかばーか、どう考えても、馬鹿だろうが」
先ほどから、馬鹿といわれると、微妙に眉をピクつかさせていたが、もしや。
「これは、もしや、もう一発必要なのでは」
「やっぱしか、馬鹿でぇい、気にしてるのか」
「やる」
「そうね、もう一発くらいやってお仕舞い」
ぼぉかぁあああああん!!!
「ぐがぁあああ! さっきょり、威力上がってんじゃねーか! マジでぶっ壊れるわぁ!
てかナルディア! てめぇー煽ってんじゃねーよ、お前はよぉおお!」
それから、俺が一方的にぎゃーぎゃー喚き散らすだけで、馬鹿は適当にスルーされた。
「まあ、そういうわけだから、宜しく」
「嫌だね、誰がおまえなんか、、、うわぁああ! 馬鹿馬鹿馬鹿!!!」
「っ! 馬鹿って言うなぁ! この!」
ひゅんっと、また俺の頭を馬鹿が馬鹿力で殴ろうと、してくれうぅうう!
「だから、避けるなとぉ!」
「避けるわ! 死ぬわ!」
まあまあと、ナルディアがお姉さん的立場で、嗜めるかと思ったら、俺を取り押さえたので戦慄する。
「死なないわよ」
「馬鹿!!冷静に突っ込むなぁあああ!!!てか離せぇえええええええ!!!」
ぼかぁあああああああああん!!!
「壊れるぅうう、壊れちゃうよぉぉおおお!」
その後、何度も何度も、同じ展開がループし、俺が徹底的に一方的に陵辱の限りを尽くされた。
処女が夜道を歩くくらい敏感に警戒していたのに、無理やり犯されて、最大級の悔しさと絶望を味わう気持ちが、なぜか分かった。
そら、同じくらい悲惨な目にあったからだよ、と、誰かが言った、鏡で視た己の目は完全にレイプ目だった。




