秘匿された絶対神の世界無限完成化計画書
UM端末の配布について
多次元世界にばら撒き、端末を使って、世界を統合する
下位世界について
八対ニの法則を徹底させて、その法則を超越する存在を、上位世界に招集する
招集方法はUM端末の配布と、観測者の派遣によって行うものとする
上位世界について
下位世界から上位世界に招集した存在は、必然的に人を超えた”なにか”に至る
よって、法則によって縛るのではなく、そもそも不可能なので
無限多階層競争世界によって、無上に無限の人の超越性を、他への屈服で雲散させるのだ
無限階層段階次元水準レベル世界構造=超上位世界以上
存在のステージが、ピラミッド構造、一部逆ピラミッド構造で、規定される世界
七つの絶対存在を中軸に据えて、世界の最終リソースを分割管理する代行者を設置
必然的に、ここが世界の最終ラインになるのだが、それが世界の限界点である
超下位世界以下
八対ニの法則で切り捨てられた存在の内、八割はここに落とす
世界のリソース確保の為に、止むを得ない
絶対超下位世界は、絶無と虚無の陣営方向、世界軸に常に向けさせる
超下位世界以下でも八対二は徹底するが、二割として昇華したときの端末配布等はなし
上位世界と下位世界の分水嶺は、最も世界リソースの最大化に適したポイントに置く
最前線、クリスタル戦線
絶対超下位世界には、絶無等を封じ込める戦力を置く。
現有の七つの絶対存在と、最上位の戦力を中軸に置く。
絶対超下位世界まで堕ちてきた存在は、その不幸度から、存在としての戦力は高いと思われる。
もしクリスタル戦線で、一定の戦果を出せば、絶対超上位世界に送るものとする
一定の戦果は、世界に対する貢献度のリアルタイム変動、
および、存在比率等の全世界的変動磁場、力場を考慮して、一瞬間ごとに変動定義する
上位世界への進出における特例
例、脅威者と被虐者の相思相愛
彼の一挙手一挙動が、彼女に怖くて堪らないのだ。
なにもかも、完全に支配し、己の屈服させて、盲目的に従えなければ気がすまない。
それだけのサガでない。
ある種、平常に狂気を内包する、という矛盾を、彼が二律背反せず内包しているのもある。
己が絶対に正しく、狂気であるのに、平常でないのに、
己が正義として、平常ぶって狂気を振り翳せる神経が、本当に怖いのだ。
生粋の悪人の癖に、正義で善者の仮面を通せる、
で、己に絶対の確信と信頼、信用を置いて、他者を害しつくせる、猟奇的な怖さなのだ、彼のは本当に。
上位世界の絶対存在級情報力場存在群、図書館組織に優遇される、
存在比率の高い情報存在は、特例配布されるUM端末の総数だけの特例を許可する