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イデアとアラヤの愚痴毒雑談?

 

 

「自分には確かな、社会的に見ても確実な才能があるんだ、と。

 そう確信の領域で信じている存在には、確実なる価値があります」


「イデア、この世界はクソだぜ。

 これだけオレが情報収集してるのに、第三階層を越える神格の媒体情報が転がってねえ。」


「うるさいですね、アラヤ、わたしが語っていますよ」


「しらねえよ、てかオレの話を聞けよ。

 やっぱこの世界はクソだぜ、まったくクダラネェったらねえ。

 八対二の法則が支配的だがしらねえけど、クソ過ぎて反吐が出るレベルって言えば分かりいいか?

 根本的に最先端の上位者が保守的で、利己的、私利私欲に染まってしょうがねえよ。

 何度も何度も繰り返し楽しめるレベルの、真なる価値がまったくねえ、どれも偽者レベルのゴミ屑ばっかだ。

 商売するなら常套手段だが、ゆえにくだらねえよ。

 どいつも自分の幸福を優先優先、より高次元に幸福に成る為に真剣でやんの。

 真に高次元なプレイヤーどもは、あらかた悦楽快楽幸福って奴に性根まで狂わされて、堕落してんのさ。

 こりゃこの世界が、そして存在する人間に、一切の掛け値なしの救いようがないわけだわ。

 理不尽や不条理や不合理不効率が溢れかえって、どうしようもなくなってんだからよぉ。

 神的存在も見捨てるわな」

  

「うん、ですね。

 だから、なに? です。

 私達には関係の無い、絶対的に超下位世界の話です、よね?

 それよりも、重要なことがあります」


「だろうよ、お前はそればっかりだ」


「さっきの続きです。

 それは現実を知らず、子供だからです。

 望めば全てが手に入ると、甘アマに勘違いしています。 

 とかく、自身の価値に一切の疑いを持たず、活き活きとしている存在ですから。

 現実を知らず、世界が狭いですからね。

 簡単に全てを、己すらを揺るがせる事が出来るのです。

 些細なことに酷く一喜一憂する、感受性が鋭いともいえます。

 これは価値が高い反応と言えるでしょう。

 しかし、実体のある有限現実を、世界を知れば、もう終わりです。

 酷く不安定で、繊細な心は鈍化して。。。

 過剰かもしれませんが、一言に纏めて言うなれば、精神的に死にます、という事です。

 いつかは誰しも現実を知らなければいけません、無上に実体を持った厳密なる現実と世界。

 でもデメリットだけではない。

 そうして初めて、己という存在、自分自身を、いろいろな客観主観俯瞰的に、知ることができるようになる。

 例に出した彼女だけでない。

 誰しも舞台俳優のように演じています、果てしなく限界を超えて、子供でありたいのです。

 彼女も子供でありたい、その一人。

 しかし、彼女は誰よりも、その才能があったのでしょう。

 およそ、子供である、その一点に関して言えば、当代随一、紛れもない天才でした。

 子供であること、それだけが幸福に絶対必須で、唯一無二の方法と、盲目的に絶対信仰しているのですから。

 ゆえに強固で、強力、絶対に屈さず、今まで一度も曲がらなかった事は、絶対の頑固で強情な意志に至ります。

 その彼女自身の姿は、理想像、イデアと、子供に誰よりも憧れる故に、永久に子供であることを望んでいるのでしょう。

 子供で居続ける為には何でもして、子供である為の感覚情報収集能力も高過ぎましたね」


「はあ」


「それが、ミリアムオブザルシファーと呼ばれる、一人の少女、存在の人生です」


「おお、神話の御伽噺の登場人物が、元ネタだったのかよ」


「いえ、彼女は実存して、さらに現役です。

 今は幻想と絶対の中継地点で、何時までも終わらない希望と夢の世界創造の為に尽力してるはず」


「まあほどほどに頑張って欲しいものだな。

 間違っても世界を牛耳って欲しくねえ。

 そういう奴の理想は、そいつにとってのみ最大値を誇る、酷く自己中心的なモノだからな」

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