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幸福に狂気的にモンスター‐第零話‐観測者とオカルトと悪夢症候群と闘争の話

  

 

 観測者とは、ただ観測するモノである、意味などない、意味など考えるだけ無駄である。

 自我などないから、それは、果たして怪物になるか?ならないのか?


 人間は、人間を憎み愛する。

 人間は、己が神のように在ることを望みながら、神に至った時点で、その存在を存続できなくなる。

 矛盾する知的生命体、

 無上なほどの自己存在矛盾を、存在を存続するために無限に抱え、体現し続ける特異点のような生命。

 人間は、幸福をどうでも良いものとして、この世界を救いつくすために、神の様に生きるか?

 矛盾が両立するのか?

 人間は人間自体が、特異点のような、果てしないオカルト的な存在であることを、自らで自覚するべきだ。


「観測者はこの世の神秘を認めず、そのように見えるものがあれば、すべからく暴き散らす」


 観測者は、悪夢に苛まれている。

 この完璧な世界に、歪なモノが溢れている、そのように見えてしまうことに。

 観測者は、その存在性から、この世界が完璧に無欠である事を知っている。

 だがそれでも、この世界には歪に見えるものが、後を絶たない。

 それは想像絶する、果てしない悪夢なのだ、少なくとも彼にとっては。 


 闘争の場は、八坂原学園。

 高等部と中等部が併設された、学校機関。

 それは、まるで田舎のような、有様。

 リソースを無駄に浪費した、存在が客観的に見て、致命的に歪。

 ありえてはいけない、ありえるはずがない、そんな場所。

 不合理で不条理で、理不尽で、

 なによりも不効率に、あって、

 その存在自体が、その存在性から見て、存在し続けるのが、するのが、どうしようもなく存在性に沿わない、反する。

 そのようにあるので、逆に闘争の場には適う、何にもまして最良で最善。

 そして、闘争の主体、発言は者は今。

 八坂原学園生、限定アプリ、名称”裏八坂原ワールド”に、居る。

 其処にて。

 観測者は、己の視界に映る遍く不可思議を否定する為にある。

 その存在性から見て、その存在性が、存在己を真っ向から否定、反する、不可思議体。

 歪な存在を既知に収める為に、初めから歪みなど、存在しないとするように、

 今日も知恵の奔流を迸らせ、すべてを解明する。

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