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1周年記念投稿 主と主とメイドと巻き込まれ執事の平和な一日。

まさか続くとは・・・それと今更ながら遅い投稿ですがね!

今回はちょっとした平和な一コマを・・・なので短い・・・



皆様、ようこそ紅魔館へ。

知っている方がほとんどかと思いますが、私はこの紅魔館に使える執事、アレス・スカーレット(男)でございます。

さて、早速ですが、未だ過去編が終わらない中本日私が出てきたわけですがその理由がなんでも2日前に1周年を達成したからだそうです。

だからといって私が出ても良いものなのか作者に対してものすごく疑問を感じるのですが、まあ始まってしまったからには仕方ないということでスルーさせてもらいましょう。

さて、ではまず本日の行事の予定ですがこちらでございます。

え~っと・・・ああ、ありました。ではご紹介を。


1、とりあえず日常的な何かを。


・・・・以上。

とりあえず分かることはあとで作者をどうにかしないといけないということですね。

まあそれはともかく、とりあえず楽しいことだというので、そう言ったことならなんでもござれのお嬢様兼私の義妹こと、レミリアの元へ行きましょう。あの子といれば間違いなくネタの嵐ですからね。

あら?何やら右の廊下からものすごい轟音といいますかなんといいますか、激しい音が聴こえてくるのですが、なんでしょうか?



「なんでしょうかじゃないでしょうが!!誰よ私のことネタの嵐なんて言った奴!!」



おおっと、どうやらどこからともなく我らが主のレミリア様がご登場したではないですか!

なんと不思議な!わあ、吃驚。



「嘘おっしゃい!激しく棒読みじゃない!!」


「これは失礼を。私、今は棒読みをしないと死んでしまう病なので」


「え、そうなの?ごめんなさい・・・って!?死んじゃうの!?」


「嘘ですが」


「一度兄様とは話し合いが必要みたいね」



そう言いながら手にはグングニル。あらまあ、気の短いことで。



「短期は早死にですよ?」


「うっさい!!誰のせいよ!!誰の!!」


「私ですがなにか?」


「自覚あるなら自重しなさいよ!!前に自重神がなんちゃらって言ってなかった!?」


「ああ、その方でしたら海に落ちて死にました」


「溺死なの!?」


「ええ、溺死です」



多分ね。多分あれではシーモンキーな方でも救助は無理でしょうね。

とまあ冗談はともかく。



「それでお嬢様。こんなところに如何様で?」


「別にこれといって用はないわよ。ただ変な気がしたから来ただけ」



そう言いながらグングニルを消すお嬢様。変な気?



「変な気とは?」


「そのまんまよ。誰かにこう・・・馬鹿にされた感じがしたというか」


「・・・・ああ、なるほど」



地獄耳ならぬ地獄心ですか・・・え?意味?鋭いで良いと思います。



「まあそんなことは良いわ。ちょうど今暇してたのよ。何か退屈しのぎはないの?」


「いきなりですね・・・」



私は腕を組み少し考えてみることにしました。

・・・特に思い浮かびません・・・



「な、なんなら、私と、で、でででで、でーt」


「アレス様、こんにちは」


「おや」



特になにも思い浮かばないままでいると私の引退後の立派な後継者である完璧なメイド、十六夜咲夜が目の前にいきなり現れたではないですか。



「これはこれは咲夜。こんにちは。どうかしましたか?」


「いえ、ただ『特に』なにもございませんよ」


「ん?」



何やら特に、の部分が引っかかるんですが・・・あれ?今気づいたんですが、レミリアの様子が変ですね。

俯いたまま何やら体が震えているようですが・・・・



「あら、お嬢様もこんにちは」


「え、ええ咲夜、こ、こんにちは」



と普通に挨拶をしているんですが・・・なぜでしょう、物凄くギクシャクというか、こう龍と虎的なものが見えるのですが・・・そんなことをしている間に左の廊下からまたもや轟音が。しかも先ほどよりも激しいですが・・・まさか!?



「お兄様ーーーーーーーー!!」


「やはりそうでしたかーーーーー!!!」



そんな声と共に激しくフランと一緒に壁に激突する私。

何やらゴキっ、とか聞こえた気がしました・・・



「と、とりあえず・・・」



未だ私の体に抱きついたまま頬に顔をスリスリし続けるフランをそのままにフラフラながら立ち上がる私。

一瞬雪美夜と小町が手招きしていた気が・・・まさか死にかけた?

そんなことを思っていると心配そうな顔でレミィ達が寄ってきました。



「だ、大丈夫?」


「血が出ていますけど・・・」


「ええ、大ジョブです」



少しおかしな言葉になったが大丈夫です。たぶん。何やら頭からぬるっとしたものが出てる気がしないでもないですが大丈夫です。



「お兄様~、こんにちは~!」


「はいこんにちは。そして激突ありがとう」



フランのあまりの満面の笑みについ怒ることを忘れてしまいます。嫌味は忘れませんが。



「えへへ~!あ、そうそう!今日は暇なんでしょ!?」



何やら突然なことを聞かれました。



「ええ、今の所はですが」


「ならさ!これからデートに行こうよ!」


「「!!」」


「デートですか?」



これまたストレートな表現で。まあこの子はこういう子ですもんね。いくら私でも気づくほどにストレートですし。



「それは男と女のデートですか?」


「うん!そうだよ!だって好きな人とお出かけするのってそういうんでしょ?」


「まあそうですけど」



できれば私ではなくもう少しマシな男を好きになって欲しいもんでしたが・・・。

それはそうとさっきからレミィと咲夜が口をぽかーんと開けたまま固まりっぱなしです。二人の目の前で手を振ってみましょう。



「「・・・・」」



反応なしと。

なら二人は放置して



「「ダメーーーー!!!」」


「うわう!?」



しようとしたがいきなり復活した二人に思いっきり抱きつかれてしまいました。

それを見たフランが少し頬をふくらませご機嫌斜めに。

そしてなぜか自分の胸をペタペタと触り始めました。



「・・・いいもん、まだ成長するから」



何やら小声で言ったようですが聞き取れませんでした。

そんなことよりも抱きついたまま離れない二人をなんとかしないと。

どうにか脱出できないかと考えているといつの間にか睨み合ってる三人。え?なぜ?



「「「ふーーーー!!」」」



しかもなんか猫みたいな威嚇声上げてるし・・・



「もう・・・どうにでもしてください・・・」



私はそれを見て諦めました。どこぞの古道具屋の店長みたいに。

・・・・で、その後ですが、結果から言うと楽しくひどい宴会になりました。パチェや小悪魔や美鈴も一緒に。もうそれはそれは・・・カオスな宴会でしたよ、ええ。一歩しくれば淫らな夜になるほどに。ああ、本気で危なかった・・・













地味にお気に入りの紅魔館メンバー咲夜とフランとレミィ。

だが藍と幽香とアリスがトップを行く。

なぜだ!?

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