十章 ・・・本気か?
イヤホン来た!これで書ける!!と言ってもフラグ設置のため短いですが・・・
社、大広間
日時・曜日不明
よう、俺だ、蔡だ。あの藍色々危険事件、そして亜紀との出会いからそれなりに経った(この時代ならそろそろ日にちがあったはずだが・・・とりあえず大体2日くらい)
ある日、俺は神奈子に社の奥に呼びだされた。
神奈子「協力してもらえないか?」
蔡「はい?」
協力?何に?
蔡「すまん、とりあえずだ、何に協力させる気だ?それを教えてほしい」
神奈子「ああ、済まん、言い忘れてたよ。実はね・・・」
・
・
蔡「なるほどな、ようはその戦争の手助けを、とな?」
神奈子「そうなんだよ」
簡単に言うとこうらしい。東の諏訪と呼ばれる所に侵攻しようと考えているのだが、どうも勝利が確実に出来るとは思えなかったらしく、そこで俺に目を付けたらしい。
蔡「でもよ、なんで俺の力が?正直こっちが負けるなんて思えないのだが?」
神奈子「まあそりゃあそうなんだけどね・・・どうも不安でさ」
蔡「不安ねえ」
俺は余裕で神奈子が勝てると思うんだが・・・何が不安なんだろうな?
???「ふふっ」
蔡「!?」
ん?なんだこの不気味な感じは?俺は振り返る。だが何もいなかった。
神奈子「どうかしたのかい?」
蔡「・・・いや、何でも無い」
・・・気のせいか?
蔡「・・・(もしかして今のと神奈子の不安に関係が・・・いや、それは考え過ぎか)」
でも、何だろうな、あまり良い感じはしないな。神奈子に何も無ければいいのだが・・・
藍「蔡様、亜紀殿とそのおじい様が何やら話があると」
そんな事を思っていると藍が現れた。話?亜紀とおじいちゃんが?
蔡「?」
神奈子「・・・そうか、決心したか」
蔡「決心?」
何を?まあとりあえず話を聞くか。
蔡「まあ良いや、とりあえず来てもらってよ藍」
藍「はい・・・亜紀殿、おじいさん!」
神「蔡殿、こんにちは」
亜紀「こんにちは!」
蔡「ああ、こんにちは」
一体なんだろうな。
蔡「とりあえず座っては?」
神「・・・では」
亜紀「・・・」
二人は正座で座る・・・なにやら真面目な表情だが。
蔡「で、話とは?」
神「ええ、実は亜紀の事で」
蔡「亜紀の事?」
はて、何かあったのか?
神「昨日の宴の時、そこの妻の藍殿からあなた方は旅をしてると聞きましての?」
・・・後で話し合おうか藍?
蔡「うん、とりあえず藍の嘘は右に「嘘では無いですよ?」ええい!話が拗れる!それはともかく、確かに旅はしてますがそれが?」
神「この亜紀を連れて行ってほしいのですよ!」
蔡・藍「「・・・は?」」
え、真剣に?
やっぱり死ねる・・・