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一章 昔の始まり。

ここ最近書きたい欲のせいか絵やゲーム、音楽の勉強が全く進まない・・・

ついでに過去編でやっと登場する方、またはオリキャラが少し混じったりしてますので・・・



場所特定不明


曜日・日にち・時刻不明


彼は現れた。

恐竜がまだまだ元気に暴れまわってる時代に彼は現れた。

誰からから生まれるわけでもなくそのままの意味で、彼は『現れた』。

これはそんな理由も無く転生したわけでもなく、この時代に突如として現れた彼が後の幻想卿で暮らすまでの生き様を記した昔物語である。




何時の間に生まれたんだろう?

何時の間にここに居たのだろう?

理由は分からない。目が覚めたらいつの間にかここに居た。

自分が誰でどういった存在なのか、全く分からない。ただ・・・



???「ただよ~・・・」



今明確に分かることが一つある。それは・・・



???「ぎゃーーーーーー!!!」⇐(世間一般で言うティラノサウルス)


???「ぬあーーーーーー!!!死ぬーーーーー!!!」



とりあえず、このでかい怪物から全力で逃げなくちゃならないってことは分かる!!!

なんだよここ!?何この展開!?何も分かんねえうちにここに居たと思ったらいきなりこれだぜ!?勘弁してくれ!!



???「くそーーー!!!なんでそんなに速いんだよーーー!!!」



つい愚痴を言いたくなる。こっちもそれなりに速く走ってはいるけどあっちも負けず劣らずの速さ、というか若干あっちが速くないか!?離れることは無く、むしろ徐々に近づいてるみたいだし!!



???「そもそも、どうしてこうなっちまったんだーーー!!」

まず時始めに目が覚めた時、あたりは木で一杯だった(ようはジャングル)。

で、次にここはどこだろうと座りながら考えていたら・・・

パキパキっ・・・ドーン!!

といきなり一本の木が倒れてきて


???「・・・」


???「・・・」



出くわしちまったわけだ。で・・・

???「今に至るわけだーーーーーー!!!おおっと!?」



いきなり噛みついてくんな!危ねえだろうが!

ああ、そういえば自己紹介がまだだったな?走りながらで悪いが、自己紹介させてもらおう。

俺は・・・誰だろう?・・・あ~~、まずは名前から考えねえとなあ。

ん~~~~・・・よし、蔡にしよう!決定だ!じゃ改めて・・・

俺は蔡。気づいたらここに居た。服は着ている(服装は道士の服の男版とでもお考えください。色は全部分かりにくくて申し訳ない)。あとは・・・何もない。うん、本当に。

ごめん自己紹介もくそも無かったな。



蔡「まあクソも何も、そんな事に気をまわしてる暇は無いがなあーーーー!!!」



だって追っかけられてるしな!



蔡「いつまで追いかけてくる気だよーーー!?」



ええいクソ!このまま逃げても埒があかん!



蔡「こうなりゃあ真っ向勝負じゃあ!!」



俺は走るのをやめて後ろの振りかえる。するといきなり止まって振り向いたことに何かの危険性でも感じたのか、あちらも走るのをやめ、警戒心むき出しでこちらを睨んできた。



蔡「どうした?臆病風にでも吹かれたか?」



と挑発気味に言う。まあ分からないだろうが。



蔡「さて、どうするかn(ドゴーーーン!!!)な、なんだ!?」



いきなりなんか爆発のような音がしたぞ!?おお!?なんかすげえ揺れてるし!


ティラ「ぎゃーーー!!」



ん?なぜか逃げていくでかい怪物。でも、そんな事は後回しだ!



蔡「おおっと、おお?くそ、よく揺れるぜ」



くぅ!飛べたりしたらこんな揺れ、気にする必要は無いのによお!



蔡「え?」



・・・いや、確かに飛べたら良いなとは思ったけどよ?



蔡「いきなりすぎやしねえか?」



そう、もうお分かりだと思うが、なぜか飛んでる。



蔡「まあ何でもいいや!飛べるなら飛べるに越したことはねえ!」



でもどうやったら飛べるんだよ!?飛んでるって言っても浮いてるって言う表現の方が正しいくらいにしか飛べてないのによ!



蔡「ええい!やけだ!!」



こうなりゃあもう適当だ!俺はとりあえず上にあがれと思った。すると



蔡「おお!?」



なんと上に上がれたではないか!



蔡「そういうことか、なら後は簡単だな」



俺はさらに上に上にと上がっていく。するとそこには・・・



蔡「なんだありゃ・・・」



そこにはなにやら赤いもの吹き出しながら爆発を繰り返し、そこから大量に黒い雲を噴出している山があった。



蔡「あの赤いのは・・・溶岩?」



なぜ溶岩と言う単語が出たのかわからん・・・・いや待てよ?それを言うならどうして木とか飛ぶとか怪物とか分かったんだ?



蔡「ん~~~、まあ良い。んなことは後だ!」



とりあえずどっか逃げないと!

あたりを見回し逃げれる場所を探す。だが見えるのはそこらにある山と言う山が片っ端から噴火してるのとそこから飛んでくるでかい塊、流れてくる溶岩。そしてそれから逃げようとする怪物や動物達。



蔡「何だこりゃ」



まるっきり地獄じゃないか。



蔡「と、とりあえずどこか逃げる場所を!」



だがいくら探しても見えるのはゆっくり流れる溶岩、逃げるあらゆる生物、飛んでいる塊だけ。



蔡「下は、無理か。なら・・・」



と上を見る。まあ煙たいかもしれないがこんな危険なところに居るよりはマシだよな。行くか。俺は速度を上げ、上に、ひたすら上に向かって飛んだ。そして雲の中に入る。



蔡「熱!?なんだこの熱さ!」



皮膚が溶けちまいそうだ!服は・・・



蔡「やばいな、もう溶けてきてる」



すでに上半身は使い物にならなくなっていた。下半身はまだ行ける。



蔡「あと、少し!持ってくれよ!」



さらに速度を上げどんどん上昇する。そして



蔡「ぷはーーー!!!出たぞーー!」



ようやく熱々地獄から解放された。俺は少し休憩すると下を見る。



蔡「うわ、あたり一面真っ黒じゃねえか」



そこには先ほどの黒い雲があたり一面に広がっていた。



蔡「しかしものすごい光景だったなあ」



頭に浮かぶのは先ほどの光景。流れる溶岩に逃げる怪物や生物、そして燃える木。中には溶岩に飲まれ、跡形も無く溶けてしまった奴もいた。



蔡「・・・何時まで続くのかなあ」



早く終われば良いが・・・

あれからどのくらい時が経っただろうか?何もすることも無く、何度も夜が来て、朝が来て・・・全く分からない。ただ分かることはそれが繰り返されて、ようやくあの一面に広がっていた黒い雲が消え出してきたことくらい。



蔡「さて、そろそろ下に行っても良い頃合いかな?」



そろそろあまりの暇さに発狂しそうだし。俺は下降した。

蔡「もう熱くはなかったな」



それだけ時間が過ぎたってことか?まあ良いや。とりあえずどんなことになってるか見てみようかな。俺は大地を見渡してみた。するとそこには



蔡「白いな~」



あたり一面真っ白になっていた。



蔡「これは・・・雪?」



またか・・・何で見たことも無いこれを知ってるんだよ。まあいいか。

結局あの噴火から逃げ延びた後、俺は何回もこの事前に知ってるのはなぜかって何度も

考えたんだが、結局分からず終い。考えても答えが出ないと思った俺は結局とりあえず便利だから良いか、てことで一応納得した。



蔡「さて、まあこれが雪ってやつだってことは置いといて・・・なんか生物はいないのか?」



と目を凝らして生物がいないか見てみる。すると・・・



蔡「ん?ありゃあ・・・」



マンモス?・・・改めて思うけど頭に名前が浮かびあがるのって便利だね。まあとりあえずだ、なんか生物がいることは分かった。



蔡「まあだからと言って別にどうかしたいわけではないんだけどね」



さて、何か生物がいることは分かったし・・・とりあえず地面で寝れる所を探そう。

ついでに探すには理由がある。それはまず1にちょっと眠たい。で次が1番の理由。それは・・・



蔡「地面が恋しい」



これが理由のほとんどを占める。だってよ、あの雲が出てる間、ずっと空の上で寝泊まりだぜ?そりゃ地面が恋しくなるだろ?



蔡「とりあえず、下りて歩こう。久々に地面を歩きたい」



俺はさっさと地面に降りると歩きだす。

歩きだしてからどのくらい時間が経ったのだろうか。30分?それとも10分?まあとりあえずそれくらいの時間が経ったのだろう。景色もさっきの見通しの良い平地から少し険しい山道に変わってきた。



蔡「懐かしい感触だ」



これで19回目のこの言葉。それより疲れは無いのかって?無いね。むしろさっきより調子が上がってる感じがする。



蔡「でも・・・」



眠気も酷くなってきている。



蔡「やべえ・・・そろそろ限界」



どこか寝る場所は・・・あ、あの洞穴はどうだ?俺は中に入り、安全か確認をとる。



蔡「よし、安全だな」



俺は中に入ると早速遥か上空で修行を重ね習得した術を使う。



蔡「・・・よし、これで完全な安全地帯だ」



この術は術者が解除するまでそこを完全安全地帯に変えてしまうというなんとも反則なものである。



蔡「ふあ~~~~、あ~~~ねみ~~~・・・・寝よ」



お休み~~~・・・

















長いなあ・・・時代や、え?その時にその人居たっけ?てつっこみは勘弁してください(;一_一)作者、歴史はあまり得意ではなかったので・・・さて、今日は2話投稿行くぜ!・・・最近長打てるようになってきた。これは成長なのかな?

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