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第十七節 執事、庭師と会う

さてさて、面倒事を避けてたアレスさん。

この面倒事は・・・避けれないでしょうね。

相変わらずの意味不ですが、あまり気にしないで・・・ほしいです



冥界・屋敷への階段



午後2時5分



皆様、こんにちは

先ほど面倒くささが頂点に達し、霊夢達に騒霊達の相手を押しつけた、アレス・スカーレットでございます。

え、いくらなんでも強引過ぎだって?何がです?あ、手を握ったことですか?

あれは特に意味はありませんよ。まあ咲夜自身には大きな意味があったみたいですが。現に顔が真っ赤にして何か言ってますし。



「手を・・・手を・・・」



ほらね。

しかし押しつけたのは良いのですが後が怖いですね。だってあの二人ですよ?後で何を要求されるか・・・。

飯を作れーとかならまだ良いんですよ、まだ。ただ、あの二人ですから・・・

「今日一日私の助手だ。というか1週間だ」

とか

「そうね、今日は一日家事とか全部してもらおうかしら。やっぱり1週間ね」

とかあり得そうです。怖い怖い・・・まあそうなったらそうなったであのレミィが黙ってはいないでしょう、長年の経験上。

さて、無駄話もなんですし、先に行くとしましょう。



「咲夜」


「ああ、まさか手を・・・」


「・・・咲夜」


「どうしましょう、私!ええっと・・・」


「はあ・・・咲夜!」


「はい!」



トリップしすぎです。初なのも良いですけど今はそんなことしてる暇はありませんよ?



「しっかりしてくださいよ全く・・・」


「も、申し訳ございません」


「まあ良いですよ・・・さてとりあえず行きましょうか」


「はい」

あれから10分歩きましたが、まだ着きません。忌々しい。



「長いですね」


「そうですね・・・」


「どのくらいあるのですか?」


「さあ、どのくらいでしょうね」



そんなことは正直どうでも良いんですよ。それよりもさっきから上から感じるあいつの気配とあの老いぼれ爺の孫の気配でテンションが駄々下がりなんですよ。



「・・・」


「・・・」



さて、もう一息頑張りますか・・・

あれから20分

ようやく遠くにですが屋敷が見えてきました。・・・ああ、鬱だ。



「・・・!?」


「ど、どうかされましたか?」


「い、いえ」



なんだろうか、この昔感じたことがある気配は・・・そう、あれは・・・



「まさか!?」


「え?」



あいつ、あの桜を、西行妖を咲かすつもりか!?それならこの気配、感じがなぜ感じるのか納得がいく!



「あの馬鹿!何考えてるんだ!」


「あの、アレス様、一体何が?」


「事情は後で!今は急がないと!」



あの馬鹿!それをすることがどういうことか分かってんのか!?



「まあ良い、さっさと「行かせませんよ?」・・・なぜ邪魔をするんだ」



全く、なぜこうも邪魔が入るんだ!



「そうしろと、幽々子様が命令なされたので」


「お前、あいつが何しようとしてるのかわかってるのか?」


「あの桜を咲かせようとしています」


「ならそれがどういう意味か知っているか?」


「・・・」



あの爺が教えないはずがない。もし教えなかったとしても紫が教えるはずだ。



「・・・知っています」


「ならなぜだ?それを知ってるのになぜ邪魔をする」


「・・・従者ですから。私があの方のすることに口出しできません」


「・・・・」



・・・妖忌、お前はこの子に何を教えてきたんだ。



「あいつが消えるかもしれないと分かっていても、それでも尚も邪魔を、その命令を実行するのか?」


「それが・・・従者の役目です」


「・・・そうか。まだまだ半人前だな。それも筋金入りの」


「そうですね・・・筋金入りですね」



さて、どうするかな。正直今は時間が惜しい。1分1秒でも。



「アレス様」


「ん?」


「ここは私が」


「ほう・・・そうか」



どうやら咲夜はやる気らしい。



「・・・理由は?」


「そうですね・・・アレス様の邪魔をしたこと。そして・・・」


「従者として・・・ですかね?」


「ええ」



なるほどなるほど。なら任せても良いですかね。正直この提案はとても嬉しいのですよ。時間が押しているので。



「では、お任せしましょう。・・・それと、たっぷり教えてあげなさい。従者とは一体どういうことなのか、主のためにする事とは何か、をね」


「お任せください」



では行きましょうか。

私は階段を上ろうとした時



「行かせません!」



妖夢が斬りかかってきました。ふう、全く、あなたと言う者は・・・



「私がいることをお忘れかしら?」



そう言った瞬間刀とナイフがぶつかり合う音がした。



「くっ、邪魔するな!」


「それはできない相談ね。アレス様、お先に!」


「ええ、ありがとう咲夜。ではまた後で」


「ええ」



さて、行きますか。幽々子・・・

「ちっ!」



妖夢は後ろにバックステップで下がる。



「なぜあなたは邪魔をする」


「あら、あの方の邪魔をするから邪魔をした、それだけよ?」


「そう、ならあなたを倒してあの人を止めに行くとしましょう」


「出来るものならね。私は紅魔館に仕える悪魔の犬・・・・そんな私をあなたは止めることは出来るのかしら?」


「悪魔の犬であろうがなんであろうが、この妖怪が鍛えた楼観剣の前では無意味。そしてこの楼観剣に斬れぬものあんまりない!」



楼観剣を構える妖夢。



「そう・・・なら試してあげる。本当にこの悪魔の犬に通用するか・・・でもあなたはすぐに後悔することになるわ」


「後悔、ですか」


「ええ・・・だって」



ナイフを構える咲夜。



「あなたの時間はすでに私の物ですもの」



そう言い不敵に笑う咲夜。



「あなたはいつまで持つかしら」



そして従者同士の戦いが始まった・・・
























未だに書き方が定まらない・・・どうしよう

さてアレスさん、もしかしてまだ心のどこかで幽々子の事を心配してるのでは?


アレス「・・・何だと?」


作者「すみません・・・」

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