1万ユニーク記念 騒がしのお茶会
レミリア「出番よ、パチェ!」
パチュリー「そうね、レミィ!」
魔理沙「私も登場だぜ?」
アリス「私もよ」
アレス「めんどくさそうですねえ・・・」
作者「こんなことより、さっさとストーリーを進めんといかんぞ・・・」
「「「「やかましい!!!!」」」」
「はいぃぃ!!!」
アレス「大変ですね・・・」
ある日の日曜日・・・
午前11:00
皆様、こんにちわ。
紅魔館に仕える執事、アレス・スカーレット(女)でございます。
さて、本日の予定ですが、本日は11時頃よりちょっとしたテラスでお茶会が開かれるのですよ。
メンバーは
レミィ、パチェ、魔理沙、アリス、咲夜、フランなど他にもあと数名。
全く、どうしてこうも忙しくなりそうなメンバーばかりいるのでしょうか、一部は静かですけど・・・・
しかも時間なのにまだ集まってませんし。どれだけ時間にルーズなのでしょうか?
ついでに集まってないのは魔理沙、霊夢、文くらいでしょうか?
「アレス様、魔理沙達が来ましたよ」
ようやく来ましたか。今度どこぞの閻魔ではないですけど説教してみましょうかね?
そう、あなたは色んなことにルーズ過ぎる、って感じで。
「分かりました。では行きましょうか」
「はい!」
テラスに移動中・・・
「遅いぜアレス!」
「遅刻者が何を言うんですか全く」
「そうですよ!」
「あなたも言える立場ではないですよ、文?」
「それはそれですよ」
「また無茶苦茶な事を・・・」
それにしても良い天気ですね~、洗濯物が良く乾くことでしょうねえ。
約2名ほどとても嫌そうな顔をしてますけど・・・
「まあとりあえず席に座りましょうかね・・・どこにすわr「もちろんここよね、お姉様?」・・・なぜ?」
どうしてそんなことを言うのでしょうか?長年の経験上、ろくな事が起きません。
「それはもちろん、姉妹だからよ」
本当にそれだけでしょうか?とてもそうとは思えませんが。
「だからここに座ってちょうだい」
「何言ってるんですか全く・・・私の将来の嫁なのですから、私の隣に座るのが筋ってものでしょう?」
「え、空いてないのに?」
「あら、新聞記者のあなたでも知らないことがあるなんて驚いたわ」
「・・・それはどういう意味でしょうか?」
話を聞いちゃいないですね。そして温度が下がってますよ?
「将来私の神社で神主兼夫になるんだから、私の隣に座るのが筋でしょう。ねえ、アレス?」
なぜ私に聞くんですか霊夢。
「それは聞き捨てならないなあ。アレスは私が借りるんだぜ?一生な」
わーお、これはえげつないことが起きそうですね、ははっ!
「あら、いくら魔理沙でもそれは譲れないわ」
「なんだと?」
おお、思わぬところからの反撃。アリス、どうしたんですか?
「もう!私のお姉様なんだから、勝手に盗らないでよ!」
「ダメよ。たとえ妹様でもそれはダメね」
あれ、いつの間にかパチェやフランまで!
「あの~、わ、私も空いてますよ~・・・・」
「わ、わたしも~」
と遠慮気味に言う小悪魔と美鈴。うん、私は君たちがそんなことを言うことにびっくりでしてますよ。
「全く・・・アレス様、私の隣で良ければどうぞ」
と、なぜかかなり威圧感を発して言う咲夜。こ、怖いです。
「あら咲夜、主を差し置いて抜け駆けなんて、いつの間に偉くなったのかしら?」
「お嬢様、これに関しては主も従者も関係無いって、仰ってましたよね?」
「あ、あら、何のことかしら」
「だからこれに関しましては私、手加減はしませんよ?」
「おいおい、何勝手に話を進めているんだ?魔理沙さんも混ぜろよ」
「あら、それには私も同意ね」
「そうね、霊夢、私もよ」
「あら、私も忘れないでよ?」
「パチェ、霊夢、魔理沙、アリス・・・」
「お姉様、私も忘れないでよ?」
「フラン!?」
うわ~、続々と集まってきていますねえ・・・
「わ、私も忘れないでくださいねえ?」
「わ、私も~」
・・・出来ればこれ以上色々とでかくしないで、お願いですから。
「・・・ちっ、これは話合いでは終わりそうにないわね」
「そうね・・・」
「ならやることは一つだよな?」
「ええ・・・」
「「「「弾幕よ!!!」」」」
ええ、そうなるでしょうね。予想どおりですよ、ええ、全く。
「アレス様、しばらくお待ちを。この咲夜、必ずや勝って参りますので!」
「ええ、頑張って・・・」
「お姉様、応援よろしくね?」
「わかりましたよ、レミィ・・・」
「お姉様ー!フラン、絶対勝つからね!」
「え、ええ、頑張ってください・・・」
ああ、頭が痛くなってきた・・・その後、他の人たちも私に一声かけ、死者が出るかもしれないバトルフィールドに出て行った。美鈴や小悪魔までもが参戦するのには意外過ぎて驚きました。
あれ、そういえば喋ってない人がいる気が・・・
「私ですよ、アレスさん!」
「ああ、あなたでしたか、文。あと抱きつきながら胸揉まないでください」
最近、開発されてきてる気がして、ちょっと不安なんですよ。何がとは言いませんよ、大人の事情で。
「それで文、あなたは行かないんですか?」
「ふっふっふっ、無駄に体力を消耗してあなたとの時間を削ぐより、こうしている方が十分有益ですよ」
全くこの烏天狗は。変なところで頭が回りますね。元来烏は頭が良いですから、余計に性質が悪いですよ。
「さて、無駄な事をしている凡愚達はほっておいて、私はアレスさんと愛を育んでおきましょう!」
「愛って・・・」
「そうよ、天狗。お前ごときが私のお姉様に愛など・・・無礼にも程がある!己の身分をもう一度確認するんだな!」
あ・・・レミィ、それは言ってはダメですよ?
「・・・ほう」
ほら。こうなるから。
「身分、ですか。それはそれはまた・・・さすがカリスマ(笑)なだけあって、言うことが低レベルですね」
「・・・何?」
「身分とか・・・はっ、いつの時代の妖怪ですか、あなたは。古臭いですよ、考えが」
「・・・上等よ、かかってこい、低能馬鹿烏!!!」
「ふっ、上等よ、やってやるわ、餓鬼吸血鬼!!!」
あ~あ、もう知りませんよ、私・・・
ついでにこの大弾幕ごっこは夕方まで続きました。勝者はだれにも該当せず・・・
それにしても、レミィと良いフランと良い、太陽は苦手なはず・・・どうして戦えていたのでしょう?
おまけ・・・
どこかのでかい和風の家
「・・・はあ、藍」
「・・・はい、なんでしょうか、紫様」
「・・・いつになったら私達も彼とあんな風に喋ったりできるのかしら?」
「・・・・・・・・・わかりません」
「・・・・・・・・・アレス」
今年も来ましたね、花粉の季節。
去年は全くと言って良いほどなんともなかったけど、今年はどうなるでしょうか・・・ちょっと不安ですね
それにしても・・・うん、何このリア充。うらやましいじゃないか!
まあ、原作の彼女たちがこんなことを言うことは無いんですけど・・・作者の暴走ですね!さすがです!(何がだよ!