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第十二節 執事、冬妖怪達と会う


今日ヤンデレの夢を見てしまった・・・

怖かった・・・



どこかの平地


時間・・・昼



皆様、こんにちわ。


寒くて寒くてたまらない、アレス・スカーレットでございます。

さて、ちょっと質問なのですが



「ここはどこ?」



気配の方を辿って進んでいたのですがねえ・・・どこで間違えたのでしょうか?

まあ、迷子になった原因は分かっているのですけど。

その原因とは・・・・



「アタイさいきょうーーー!!」



あれと



「こら、暴れないの」



あれです。

名前は、叫んでいる方が、⑨こと、チルノ。そしてもう一人の方がレティ・ホワイトロックです。

季節が季節なためにそれなりに妖力が増しているのでしょう、ちょこっと妖力が漏れているみたいです。

それのおかげで薄く感じていた気配が消えて、方向が分からなくなってしまったのです。



「全く・・・」


「どうします?」



と話しかけてくるのは今回同行することになった悪魔の犬こと、十六夜咲夜です。



「そうですねえ・・・」



ボコボコしても良いんですけど、面倒なことは避けたいんですよねえ~。



「霊夢とか来ないでしょうかねえ・・・」


「そんなタイミング良く「何、私を呼んだ?」・・・なんで来るのかしら?」



おお、ジャストタイミングですよ!

それにしても相変わらず寒そうですね、その格好。



「それ、寒くないんですか?」


「寒いわよ」



寒いんですか。



「なら少しは暖かい服にすれば良いじゃないですか」


「そんなお金無いわ!」



ドヤ顔で言うことか!



「はあ・・・」


「何よ」


「いえ、ちょっとね・・・今度マフラーでも編んであげましょうか?」


「え!!良いの!!?」



思いっきり顔を近づけて言う霊夢、そんなに嬉しいのでしょうか?



「え、ええ、マフラーで良ければ」


「やったーーーー!!!」



凄いですねマフラーの力は。あの人類最強の巫女を喜ばせるなんて。



「どう、咲夜」


「くっ!」



なぜ霊夢は勝った!みたいな顔してるんでしょうか?



「ま、まあ、普段近くに居るのは私ですし、それくらいなんとも無いです!」


「うっ!」



今度は咲夜が・・・そんなに私の近くに居るのは良いことなのでしょうか?

まあ咲夜については理由は分かります。間違ってなければ。

でも霊夢は・・・まさかねえ?



「それはそうと・・・」



とりあえず・・・



「あのお二人どうします?」


「「え?」」



その視線の先には先ほどの会話でこっちに気づいたのか、近寄ってきている二人が見えた。



「あ~、あれね」


「そうですねえ」


「とりあえず話くらいはしてみたら?」


「そうですねえ・・・」



そうしてみましょうか。



「こんにちは、アレス」


「こんにちは、アレス!」


「やあ、お二人さん、レティは去年の冬以来かな」


「ええ、そうね」



去年は去年でも12月頃ですが。



「ねえねえ、遊ぼうよ!」


「え~~・・・」



と、嫌そうな顔をする霊夢。そりゃあこの季節に氷精と好んで遊ぼうとする人なんてよほどの物好きか同じ寒いのが好きな妖怪くらいでしょう。



「残念だけど、今は無理ですよ」


「えぇ~~!!」


「無理なものは無理なんですよ」


「やだよ~、遊んでよ~」



ひっついて駄々をこねられても・・・それより寒いですよ。



「今は忙しいんですって」


「でも~」


「アレスの言う通りよ!忙しいの!だから離れなさい!!」



おお?なぜか霊夢が反撃に出ました。そんなにむりくり引き剥がさなくても。て、くっつくな!



「そうですよ!」



わお、まさかの咲夜まで。ていうか咲夜までくっつくな!



「む~~」


「ね、また遊んであげますから」


「じゃあ・・・「弾幕ごっこで勝ったら遊んであげて」良いね、そうしよ!」



えーーー・・・それを避けたかったのですが。



「と言われましても・・・霊夢は?」


「それで済むのなら良いわよ」


「・・・咲夜は?」


「アレス様が良ければ」


「・・・」



むぅ・・・どうしましょうか。無駄は好きじゃないんですけどね。

でも・・・



「良いですよ」


「やったーー!」


「ふふっ」



体を温めれますしね。








おまけ・・・



「こあ、あの本とって」


「はい」


「これとこれ戻しといて」


「はい」


「・・・・・・・・」


「・・・・・・・・」


「・・・紅茶」


「はい」


「パチェ~」


「・・・なに、レミィ」


「暇だから相手をして」


「・・・じゃああそこの本でも読んでなさい」


「嫌よ」


「わがままね」


「仕方ないでしょう・・・」


「・・・そうね」


「「はあ・・・」」















さて、次回の戦闘描写・・・うまく書けるでしょうか

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