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第十節 執事、散歩する


最近妹がアンパンマンを見まくるせいでいろんなキャラを知ることになった・・・

久々に見たけど、知らないキャラが増えていた・・・まだ増えるのだろうか?



午後6時半



皆様、こんばんわ。

息抜きがてらに湖の周辺を散歩をしている、アレス・スカーレットでございます。

さて、なぜ息抜きに散歩しているかと言いますと、前話を見ればお分かりになるでしょう。

全く、お嬢様のわがままも相変わらずですね・・・まあ、楽しかったから良いんですけどね。

それはそうと、さっきから後ろの木から気配を感じるんですよね、しかもかなり馴染みのある、⑨の気配が。

とりあえず近寄って声を掛けてみましょうかね。




「こんばんわ、チルノ」


「わあ!!」


「何もそんなに驚かなくても良いじゃないですか」


「あ、あんたがいきなり出てくるからでしょう!!」


「それはあなたが隠れているのですから仕方ないでしょう?」


「あ、そうか!」




と、手を叩いて納得するチルノ。単純って良いですねえ。




「それはそうと、隠れて何してるんですか?」


「遊んでた時たまたまあんたが歩いてるの見かけたから追いかけてきた!!」


「そうなんですか。でも隠れながら追いかける必要なんて無いでしょうに」


「最近流行ってる、すにーきんぐ、て言うのをやってみたの!」


「・・・」




はて、この幻想郷にそんな事流行ってましたっけ?

それ以前にそれを妖精が知っていることが不思議です、おかしいです、どうかしてます。

誰かに教えてもらったのでしょうか?




「誰かに教えてもらったんですか?」


「うんん、がらくた屋さんにある箱に書いてあった!」


「・・・」




がらくた屋って、香霖堂の事でしょうか?




「がらくた屋さんって、香霖堂じゃないですか?」


「うん、そんな名前だった!」




まあ、あんな物の置き方をしていますとねえ・・・仕方ないですね。




「そう・・・それはそうと、その箱はなんて名前ですか?」


「ええっと・・・確か、めたるぎあそりっど、て誰か言ってた」


「ああ・・・」




まさかの幻想入りですか・・・誰か無くしたまま放置プレイでもしてしまったのですかねえ?




「まあ、良いでしょう・・・とりあえず、チルノ、全く出来てませんよ」


「え~~!!」


「よかったら教えてあげましょうか?」




一時期外の世界に行ってそっち関係の仕事に就いてましたし。

え?どうしてそんな仕事してたかって?・・・毎回恒例の簡単な説明で行きますよ?

では・・・






とりあえず、色々と面倒な手順(という名のご都合主義とも言う)を踏みながら


高校入学⇒色々あり卒業⇒一時期渡米⇒たまたま運悪くテロ事件に巻き込まれる⇒とりあえずボコボコ


にする⇒なぜかものすごく驚かれる⇒よくわからない組織に猛烈に勧誘される⇒所属



以上!!・・・あれ、長いですね。しかもちょっと分かりにくいですね。まあ、気にしないでおきましょう。

とりあえず、そういうこともあり、身に付いたわけですよ。




「うん、教えて!」




チルノは確かに馬鹿ですけど、子供みたいに元気で見てるだけで楽しくなりますね。




「ではまずは気配を消して・・・」

あれから数十分、あまり進歩は無かったけど、楽しかったのでとても有意義な時間でした!

まあ、少し帰るのが遅かったせいか、怒られましたけど・・・しかもその罰に全身マッサージをするようにとお嬢様に言われてしまいました。

はあ、なんだかなあ・・・。







おまけ






深夜0時半

レミリアの部屋にて



「では、失礼しますよ、レミリア」


「いらっしゃい、お兄様」


「・・・相変わらずネグリジェですか?」


「どう?セクシー?」


「まだまだお子様ですね」


「むう・・・でもいつかは・・・」


「ん、何か言いましたか?」


「な、何でもないわ!それよりほら早くしてよ!」


「はいはい、ちょっと手が冷たいかもしれませんが、すぐに温まるので我慢してくださいね?」


「そんなこと心配しなくてもいいわよ!子供じゃあるまいし!」


「えっ・・・そうだったのですか?」


「なによ、さも今知りましたみたいな顔して!!」


「はいはい、では足から行きますよ~」


「まったく・・・よろしくね♪」




ではマッサージの所々の会話をどうぞ




「相変わらず細いですね」


「そうかしら」


「これは将来美脚になりますね」


「当然よ」




太もも


「どうですか?」


「んっ、悪く、はあっ、ないわ、よ」


「・・・あまり変な声出さないでくださいね?」


「そん、んんっ!こと、あっ!言われても、ふあっ!」




「少し固くないですか?」


「まあ、そりゃ主なんだから、疲れて当たり前よ」


「・・・普段のんびりなのに?」


「・・・・・・・それも主としての一環よ」



背中


「翼が邪魔ですね」


「仕方ないわ、生まれた時からあるんですもの」


「へえ~」


「そういえばお兄様って種族は何なの?」


「それが私にも・・・」


「そう・・・」




「ここも固いですね」


「・・・・・・主なのだから仕方ないわ」


「・・・そうですか、くっくっ」


「な、なによ?」


「いえいえ、なんでもありませんよ」


「もう・・・」



終了後



「ありがとう」


「いえいえ」


「・・・さて、今日はもう寝ようかしら」


「そうですか、珍しいですね」


「今日は朝に起きちゃったし、あまり寝れてないもの」


「そうでしたっけ?まあ良いでしょう。それでは、レミリア、お休み」


「ええ、お休み、お兄様」


「あ、ちょっと忘れ物が」


「え、何かしら?」



ちゅっ



「・・・」


「今度こそお休み」


「・・・・お、お休み、なさい」



ガチャッ、バタン



「・・・・今日は良いことあるわね」



その時の紅魔館の主の顔はこれ以上ないって程嬉しそうな顔をしていたそうな。



















メタルギアで思いだすのは4のエクストリームのレジスタンスの逃亡戦で何回も死んで苦労した記憶しかないですね

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