第七節 執事、殺気立つ
最近忙しくて散歩ができない・・・
暇よ、来い!
午前0:30
皆さん、こんばんわ
現在進行形で殺意が芽生えている物騒な、アレス・スカーレットでございます。
え?なぜキレているか?キレてるのではありません、殺意が芽生えているのです!
で、その原因ですが・・・
「何しに来たのですか、八雲紫」
ええ、これですよ、これ。
なぜか知りませんがあの八雲紫が、私の目の前にいるんですよ。
「異変みたいだからちょっと様子を見に来たのよ」
「へえ~」
本当でしょうか?どうも胡散臭いです。
「で、いかがです?」
「・・・そうね、特に問題は無さそうね」
「そうですか」
なら早く帰れ。
「なら、早く家に戻られてわ?」
「・・・ええ、そうね」
「なら早くお帰りください」
「・・・ねえ、一つ聞いても良い?」
帰るんじゃなかったのですか?
「・・・なんでしょうか?」
「・・・どうしたら、信じてくれるの?」
「は?」
信じる?いきなりですね。
「信じるって、何をです?」
「あの時の事。私達・・・幽々子や幽香があの村の人々・・・そしてあなたの弟を殺していないことを」
「それは・・・無理ですね」
「・・・どうして?」
「目の前で、笑いながら楽しそうにお前達が弟や村人達を殺している姿を見たのに、どうやって信用するんだ?」
他人から見ても分かるくらいに今の私は殺気立っているだろう。
「それはっ!」
「それともなにか、誰かがあんたらの姿を真似たとでも言うのか?」
「っ・・・それは、わからない」
「ふっ、お前達が殺していない証拠があるわけでも無いのに、何が信じてくれだ!ふざけるな!」
「っ!・・・」
紫は顔を伏せた。どうやら泣きそうなところを堪えているらしい。
「・・・・用はそれだけか?」
「・・・」
無言・・・どうやらそれだけのようだ。なら早々にお引き取りいただこう。
「ならさっさと帰れ、居ても邪魔なだけだ」
「・・・わかったわ」
そういうと紫はスキマを開き、帰って行った
「まだ、諦めないわ」
という言葉を残して・・・
「・・・お前達をどう信じろと言うんだ」
ちょっと、グダってしまった感がありますねえ・・・
申し訳ないです・・・