企画書
まえがき
本企画書の内容について、著作権は放棄しない。
ただし、商店街・商店会・自治体等による実運用を目的とした利用については、
無償で使用してよいものとする。
本企画を基に実際の企画立案・運用を行う場合は、
事前に一報いただきたい。
その際、本企画の発案者として、
企画書・資料・広報物等に名前を明記することを条件とする。
本企画の使用にあたり、企画料・監修料等の金銭的対価は求めない。
なお、本企画の実施に際し、
会議への出席、継続的な助言、運営への関与等を求められる場合は、
内容および拘束時間に応じて、別途協議の上、対価を受け取るものとする。
企画名
土日限定・開放型商店街活用企画
(通称:週末キャプテン方式)
企画目的
シャッター化が進む商店街において、短期イベントによる一過性の集客ではなく、
継続的に人が訪れる「文化の定着」を目的とした運用モデルを構築する。
本企画は、
・低コスト
・段階導入
・撤退容易
を前提とし、商店街側のリスクを最小化することを目的とする。
対象
・空き店舗が目立つ商店街
・土日の人通りが特に少ないエリア
・商店会(商工会)が存在し、最低限の合意形成が可能な場所
企画概要
本企画は「イベント」ではなく、「週末の運用ルール変更」によって商店街を再起動するものである。
主な特徴は以下の通り。
1. 土日限定で商店街を「使ってよい場所」として開放する
2. 商会会長は土日限定で「キャプテン」として現場判断を行う
3. コスプレ・撮影などの表現活動を原則容認する
4. 管理・統制を最小限にし、自然発生的な文化定着を狙う
基本ルール(フェーズ1)
初期費用ゼロで開始可能な運用ルールとする。
・実施日:土日限定
・コスプレ:可
・撮影:可
・店内撮影:各店舗判断
・申請制・事前登録:なし
・イベント名・主催表示:行わない
※危険行為、通行妨害、明確な迷惑行為のみ禁止とする。
役割定義
商会会長の役割を以下のように分離する。
平日:商会会長
・通常業務
・調整
・事務処理
土日:キャプテン
・現場判断
・即時許可
・「やっていい」「ここは控えて」の判断のみを行う
・管理者ではなく許可者として振る舞う
インフラ整備(フェーズ2)
来街者が増加した段階で、以下を導入する。
・商会名義で空き店舗を1店舗借用
・用途:
- 更衣
- トイレ
- 荷物置き
・有償提供(無料化しない)
・一日フリーパス制(再入室可)
・大型コインロッカー設置(キャリーケース対応)
更衣室名称
トランスルーム(Transform + Room)
※「更衣室」という制度的名称を避け、体験価値を前面に出す。
音の導入(フェーズ3)
文化が定着し始めた段階で実施。
・置きピアノの設置
・ステージ・音響設備は設置しない
・演奏は不定期・自然発生的に行う
・場を理解できる演奏者に協力を依頼
※象徴例:ピアノ系YouTuber よみぃ 氏のような存在
ゲスト導入(フェーズ4)
商店街が「目的地」として認知された段階で、イベントとして実施。
・コスプレイヤー(例:えなこ 氏)を招致
・最終段階として、アーティスト(例:茅原実里 氏)による歌唱企画
※いずれも初期段階では実施しない。
※集客目的ではなく、文化定着の証明として行う。
収支計画
・フェーズ1:支出なし
・フェーズ2以降:
- トランスルーム利用料
- ロッカー利用料
を維持費・設備費に充当
※利益追求型ではなく、持続運営型とする。
企画の特徴まとめ
・補助金不要
・短期撤退可能
・失敗しても傷が残らない
・商店街ごとに規模調整が可能
・特定ジャンルに依存しない
汎用性について
本企画は特定の商店街専用ではない。
条件が合えば、どの商店街でも導入可能である。
「使いたい商店街があったら、使ってもらう」
そのための、再現可能な運用モデルとして設計している。
必要なのは、大きな予算ではない。
週末だけ、キャプテンになる決心である。




