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大晦日特別編

2021年大晦日特別編

挿絵(By みてみん)

2021年12月31日

東京都立川市-


 JR立川駅近くのカラオケ店にジョニー杉本作品のキャラクター達が集い、忘年会代わりのカラオケパーティーを楽しんでいた。


「♪~♪~」


 まず一番手として、『幻想冒険譚アーベントイアー』のトモノリ・ヨシザワとフート爺の1人と1個が『カタラレズトモ』を熱唱していた。


『わ~!』

「あ、どうも、どうも……」


トモノリとフート爺が歌い終えると、割れんばかりの拍手がなされ、トモノリは一礼する。


「中々上手いじゃねぇか。流石に本編で歌ってるシーンがあるだけあんな!」

「いやぁ~、それほどでも……」


『ヒーローヴァース ~ヒーローが大勢いる世界で日本初のオールスターヒーローチーム『JGH』ができるまで~』の氷山リクから褒められて、トモノリは照れてしまった。


「おい、次はリクの番だぞ?」

「おっとそうだった」


 続いて、リクがマイクを受け取り、改造人間ヒーローの代表的テーマソング『レッツゴー!ライダーキック』を熱唱しだした。


「♪~♪~」


「ふむ……中々の美声じゃな」

「確かに……」


 リクの歌声を聴きながら、フート爺とトモノリは感心するように頷いた。


「♪~♪~」


 リクが歌い終えると、次に剣正一が『月光仮面は誰でしょう』を、


「♪~♪~」


 『X-サイボーグ-見張りを見張る者-』のX-9th/朱雀キョウジが『誰がために』をノリノリで熱唱したのだった。


「……良いのかな?剣さんや朱雀さんが元ネタのテーマソングを歌っても?」

「ユー君、細かい事は気にしちゃダメ」


 メタな疑問を口にする『チャンピオン・オブ・モンスターズ』の芹沢優助だったが、それを聞いていた山根笑子は笑顔で優助を窘めたのだった。




「え~っと、次の人は……」

「あ、はい!僕とつかさちゃんです!」

「よろしくお願いしまーす!」


 アンネ・ド・メリュジューヌが『Hey World』を歌い終えると、出向井文弥と蓬つかさの二人がマイク片手にステージに出て、『アドバンス・アドベンチャー 〜Advance Adventure〜』をデュエットで熱唱する。

 しかも、本物のアイドルのような振り付け付きで、だ。


「文弥とつかさの奴、やけに気合い入ってんなぁ……」

「何でも、この日の為に一ヶ月くらい練習してたそうですよ?」


 文弥とつかさのアイドル並の振り付けに感心する正一に、十六夜京子が説明する。


 文弥とつかさが歌い終えると、京子が『Over Soul』を熱唱し、次に芹沢優助が『インパーフェクト』を歌い始めた。

 両者とも、文弥とつかさに負けず劣らず、プロの歌手のような歌唱力だった。


「♪~♪~」


 続いて、怪盗ナイトオウルがマイクを受け取った。

 歌うのはもちろん、彼の十八番『怪盗きらめきマンの歌』だ。


「いやぁ……ナイトオウルさんが歌い出すと、まるでアイドルのコンサートだね?」

「ホントホント」


 松宮カナエが烏龍茶を飲みながら感心すると、シャーロットがフライドポテトを齧りながら同意した。


「♪~♪~♪~」


 続いて、山根笑子が『UNION』を熱唱し、


「「♪~♪~」」


 次にX-3rd/アンリエッタ・アルヌールとX-1st/リーシャ・フルスキーが『ムーンライト伝説』をデュエットした。


 アンリエッタとX-1stのデュエットを見ながら文弥とつかさは一言。


「……アンリエッタさんは楽しそうだけど」

「……リーシャちゃんは真顔のままだから、なんか怖いね」


「♪ー!♪ー!」


 続いて、尾形秀一が『ご唱和ください 我の名を!』を熱唱すると、


「♪ー!!」


 松宮カナエが『The Biggest Dreamer』を熱唱した。


「♪~♪~アルヨー!」


 次にX-6th/(トウ) 妹紅(マイホン)が『ジャッカー電撃隊』をインチキ中国人口調で歌い、


「♪~♪~♪」


 新命ゆうかが『RanTiKi』を熱唱する。


『♪ー!!!♪ー!!!』


 続いて、土方サイミ警視が『MAXON』を少し引くレベルのデスボイスで熱唱した。


「ひ、土方さん……やけに気合い入ってますね……」

「ま、警察ってストレス貯まる仕事だしね」

『うるさい!誰の性でストレス貯まってると思ってるのよ!?』


 呑気にチキンナゲットを口にするナイトオウルに、土方警視はマイクからキーンという音が響き渡る程の声量で突っ込みを入れ、ナイトオウルとその一味以外のジョニー杉本キャラクター達は思わず耳を塞いだ。


「にしても、サイミちゃんがスパ○ボの歌を歌うなんて、意外ねぇ~?」


 新命ゆうかがアイスミルクティーで喉を潤しながら呟く。


「てっきり、『エイ○マン』でも歌うと思ってたのに」

「えっ?『エ○トマン』?いや、確かに私も彼も警察官だけど……」

「あ、違う違う。歌詞に『鋼鉄の胸をはれ』ってあるじゃないの。『|まな板胸<・・・・>』のサイミちゃんにピッタリじゃない?」

「……ぬぅぅわぁぁんですってぇぇぇ!!?」


 ゆうかの言葉に土方警視はまるで鬼神のように怒り狂いだした。


「……ゆうかちゃん、それは違うよ」


 そこにナイトオウルが会話に入ってきた。


「土方さんの胸はどっちかって言ったら、『鋼鉄の胸』じゃなくて『鉄板の胸』だよ」

「あぁ、そうか!」

「おにょれらぁぁぁぁ!!」


 一度ならず二度までもおちょくられ、土方警視はナイトオウルに今にも飛びかからんばかりに怒り狂うが……


「ちょ、ちょちょちょっと土方さん!落ち着いて!!」

「ここは宴の席アルヨ!!」

「は、離しなさい!離せー!?」


 ……カナエとマイホンの二人に引きずられ、土方警視は部屋から退場させられたのだった。


「すいません……本当にすいません」

『いやいや……』


 退場した土方警視に代わって沖田総一郎巡査が謝罪し、なんとかその場は治まったのだった。


その後……


「♪~♪~」


 X-4th/アルベルト・エミヤが『銀河旋風ブライガー』を歌い、


「♪︎~♪~!」


 次に沖田巡査が『空飛ぶマジンガーZ』を熱唱し、


「♪~!」


 続いて、シャーロットが『KODO』を歌った。


「♪~♪~!!」

「キュー!」

『わー!!』


 更に、剣神龍次郎が『ウルトラマンレオ』を熱唱すると、ブレイカーズ幹部陣が合いの手を入れた。


「♪~♪~」


 次にコタロウが『FIRE!!』を熱唱した。



そして-


『♪~♪~♪~』


 (退場した土方警視以外の)女性陣全員で『檄!帝国華撃団〈新章〉』を熱唱し、


『♪ー!♪ー!!』


 最後に男性陣全員で『全力全開!ゼンカイジャー』を熱唱したのだった。











 それでは皆様、


『良いお年をー!!』

今年一年ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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