山椒味噌をつくる
用意するもの
山椒の木
枝切りばさみ
水
蓋
ボールの形をした網
網の入るサイズのボール
ボールのような入れ物
CDアルバムと再生機またはそれに類似するもの
バンテリン塗り薬またはそれに類似するもの
可能であれば入浴剤
包丁
まな板
鍋
へら
白味噌
酒
味醂
砂糖
普通の味噌
ジップロックの袋
冷凍庫
1)早朝、もしくは昼過ぎに枝切りばさみを使って山椒の木をすきます。棘に注意してください。
変な方向に伸びていたり、下過ぎるところに生えていたり、
手の届かない高さになりそうなものから切ります。
絡んでいる枝はほぐして方向を見てから切りましょう。
あとは適当に密度を調整します。「奥から手前へ」が基本です。伸びたらどうなるかを創造しながら大胆にいきましょう。
2)枝から葉を摘まみ、網に入れます。羊歯みたいな形を一枚の葉と考えています。付け根からポキポキと爪と指でいけます。
枝は短くして新聞紙などに包み、棘が出ないようにして捨てましょう。袋に「危険トゲのある枝」とか書けばベスト。
実がついていたら外しておき、後で刻んでお味噌汁にでも入れください。使えなさそうな葉はここで捨てます。
3-1)野草摘みや家庭菜園、有機野菜などでトラウマがある人は、網ごとボールの水に沈めて、蓋で葉が水に浸るようにし、気がすむまで待ちます。流水で丁寧に洗い水を切ってボールに入れます。4)に進んでください。私のオススメルートです。
3-2)私が葉のみにしてから見つけたことがあるのは、超小さいナメクジ、黒い卵、オレンジの卵、アブラムシ、なんかの幼虫、赤い小さいの、多分なんかの幼虫のふん、蜘蛛の巣っぽいなんか、です。
先に水につけておくと遭遇率、生存率が大幅に下がり精神衛生上かなり良いと思います。ただ、乾いていた方が作業はしやすいです。その場合、乾いたままボールに入れます。
4)音楽をかけます。ヤバい独り言を防止するためです。突然叫んでも音楽に夢中になったからなので大丈夫です。
5)葉から小さい葉を取ります。
綺麗で作業しやすそうな葉からやります。NGラインは慣れた後の方が揃いやすいからです。
汚い部分を先に取り、裏から両側の小葉二枚を重ねて一緒に付け根を爪で切り取ります。付け根部分の赤いところより小葉側で切りましょう。気を抜くとスジがついてきます。後で刻むときにかなりイラつくので「葉は残しても、スジは残すな」です。
小葉は網に、残りはボールその2に入れます。ごみ袋に直接でないのは、いつの間にか小葉をごみ袋に入れ続けていたりするからです。
とても辛いので、CDアルバム一枚終わったら他のことをする等、定期的に体をほぐすと良いでしょう。またオートリターンより、違うアルバムに変える方が時間の経過が把握しやすく正気を保てます。
今回は、3枚分でした。
午後から始めた場合は、ここらで夕食のはず。あきらめてお風呂に入りましょう。入浴剤があると回復力が違います。明日に備え、自分を甘やかしてください。風呂あがりにはバンテリン❤
塗り薬系は、範囲や位置に自由があるのでとても素晴らしいと思います。
6)葉をまだ洗ってない場合は、ここで洗います。網をボールにつけて流水でどばどば、がしゃがしゃと洗います。
7)良く水を切ったら、熱湯をかけます。さっとで良いです。
また良く水を切ります。
8)音楽をかけます。
9)適当につかんで水気を絞ります。まな板の上に押し付けるようにおいて、包丁で、糸よりも細い千切りを目指します。
方向を変えてもう一度。
寄せ集めてもう一度。
薄く伸ばしてみじん切りの包丁使いをしたり、気がすむまで刻みます。
全部やります。今回はCD3枚分でした。
10)練り味噌を作ります。鍋に白味噌全部、あるかないか分からない程度の普通味噌、酒どばどば、砂糖は抵抗感があるくらいの量、味醂気持ちだけ、入れてへらで混ぜながら熱します。アルコールが飛んだら味見して調整します。
11)9)を適当に入れて混ぜ、色と味で量を調整します。意外といっぱい入れて大丈夫です。余ったらジップロックで冷凍します。また白味噌を買って下さい。
12)今日食べる分を除いてジップロックに入れ冷凍保存します。
13)茄子のしぎやき、焼いた生麸、豆腐、大根ステーキなど、欲しいだけスプーンなどですくって上にのせ、いただきます。作ってから時間を置くほど喜びも大きいです。勝ったぜっ!と喜び、来年のモチベーションを高めます。
以上です。