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短夜

作者: 詩織



春分を過ぎ


昼は目に見えて長く


夏至のころの夜は短い。



もちろん夜のことで


目に見えて


知ることはできないが


なにか心に思うことがあって


鬱々とした夜などは


いつしか白々とした光が


カーテンの隙間から


洩れてくるのに驚く。



明易き侘びしさや


やるせなさを


落ちつかぬ夜の眠りに


もて余していると


短夜の夢に窓が白む。








(文字数稼ぎの豆知識)



光は影


光には「おかげ」という意味もある。


「日のささない部分」で助けてもらったという意味になる。





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― 新着の感想 ―
[良い点]  いやあ、誰もが経験する、物事を考えてると夜がふけて「……うわ、最悪もう朝じゃん?」っていうシーンを描いているのでしょうが、言い回しが耽美なので、まるでドラマの1シーンのようでした。  …
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