声と言葉と心
詩イメージ第2弾
青空の本音をまとめてみました
僕は喋るのが苦手だ
嫌いではない、喋るのは大好きだ
でも
僕が喋ると、言いたい事が先走って、形の無い言葉が出てくる
伝えたいことが曖昧になり、相手を困らせてしまう
人を傷つけてしまった事もあった
後悔もした
もっと上手に喋りたいと思った
心ではちゃんと喋れる、言いたい事をまとめられる
でもそれを声に出そうとするとどうしても崩れてしまう
泡沫のように
だから僕は、キーボードに手を伸ばした
喋る事が苦手なら、文字にすれば良い
形を作ってあげれば良い
心の声を指先に乗せて
キーを弾く
転がるような楽しい丸い言葉
まとめられた真面目な四角い言葉
人を傷つける痛いトゲトゲの言葉
その傷を癒す優しいヴェールのような言葉
上手に喋れなくても、文字で僕の言葉は形になる
色んな形の言葉を集めて、僕の声にする
それが
僕の心です