No.2014.麦藁帽子に白いワンピース
麦藁帽子に白いワンピースで微笑んだ
恥ずかしそうに 僕の顔を見ながら
ワンピース越しに透けている下着
そんな光景もあり ドギマギする この心
赤らんだ 僕の頬 なのに君から視線を逸らせない
伝えたい言葉 たくさんあるはずなのに
喉に痞えて 一言も伝える事が出来ない
僕の瞳を見つめる君は 少し首を傾げた
そんな仕草も 可愛らしくて 愛おしくて
君の瞳に映ってる僕は きっと情け無い顔
ドキドキと高鳴っている鼓動に気付かれそう
透き通るような青い空 気持ちを優しく労わる空気
静かに笑う君は 水辺で手を振っていた
麦藁帽子に白いワンピースで微笑んだ
ハニカム笑顔 僕も笑顔になっている
ワンピース越しに透けている下着
なんか色っぽくもあり ドギマギする この心
出逢う度 新鮮な 感動を覚える君の仕草
感じた想い いくらでも増えていくから
楽しい思い出 たくさん たくさん 覚えてるよ
君の瞳を見つめる僕は 優しく微笑み返す
にこやかな笑みを浮かべながら 手を繋いだ
寄り添うように触れ合う 二人の頬と頬
バクバクと脈打つ 脈動を知られそう
静寂の中に響く 綺麗な鈴の音色のハーモニー
柔らかい瞳の君は 僕の手を握ってきた
麦藁帽子に白いワンピースで微笑んだ
何か言いたそう 口をもごもごさせてる
言いたい事が わからず僕は見つめた
火照った顔で 俯く君が 愛おしいよ
水色と青色のリボンを撫でる 囁くような風
少しだけ 頬を朱に染めた君の右手が 頬に触れた
労わるように 慈しむように 口付けをくれた君
いつまでも この気持ち 忘れない この高鳴り忘れない
この高鳴り