ギルド登録
次の日リカルドさんから報酬を貰い、冒険者登録をしようと思いギルドへ行こうと思ったが今自分は制服しか服を持っていない事に気づきまずは服を買いに行った。
因みにリカルドさんから貰った報酬は金貨5枚、驚きの500万である。
一学生だった俺には多過ぎる金だったが、この先の事を考えると何かと金がいると思い素直に受け取った。
と、いうわけで服を買った俺は次に武器屋に向かっていた、流石に武器の一つも持たずギルドへ登録しに行くと、冷やかしかと思われると感じたからだ。
というわけで武器屋に着いた、やはり本物の剣が並んでいる姿を見るとなんかこう壮観だった、何かいい武器は無いか探していたら気になるものを見つけた。早速鑑定を使ってみるとこうでた。
日本刀 銘 紅姫
斬れ味 現在D
異世界地球からやって来た者が鍛えた刀
血を追い求めるこの刀は相手の血を浴びる毎に斬れ味を増してゆく、現在は使われなくなって長い時が経っているため元の斬れ味は失われている。
これは日本刀!?俺の他にも地球から来た人が居たのか!?
そしてこの説明斬る毎に斬れ味が上がってゆくか、かなり良さそうだ。
これに決めた
「すみません。これを買いたいんですけどいくらですか?」
「あーそれね、変な形してるし全然斬れないから安くなってんだ、銀貨10枚でどうだ?」
「それでお願いします。」
斬れ味が悪くなっているのが幸いし、とても安くなっていた、因みに普通の剣は安いもので銀貨20枚はするらしい、
武器が手に入った所で早速冒険者登録しに行くとしますか!
「ここがギルドか」
そこはまるで酒場のような所だった、昼間から酒を飲み叫んでる人や、依頼の打ち合わせをしていると思われる冒険者達等がいた早速カウンターへ行き声を掛けた。
「冒険者登録をしたいんですが?」
「登録の方ですか?わかりました、それではギルドでの登録についての規則をお話しますまず、ギルドでは冒険者と、依頼と、迷宮なランク付けがされています。下からF、E、D、C、B、A、S、SSとなっています。冒険者のランクが依頼のランクに及ばない場合依頼を受けることができません、迷宮も同じくランクが及ばなければ入ることができません」
ん、なんか予想道理だなやっぱギルドってこんな感じか、
「ギルドでは冒険者の死亡に関しての一切の責任を取りません、それを肝に命じてください」
まあ、この前の護衛の冒険者のようなこともあるしな、これは当たり前だろう。
「何か質問はありますか?」
「いえ、大丈夫です」
「それでは登録料の銀貨5枚を出してください。」
俺は無言で袋から取り出し渡した、
「それでは契約書に血を垂らしてください」
彼女はそういい契約書と短剣を俺に手渡した
短剣で軽く掌を斬り血を垂らして返すと
「これで登録は終わりです、ギルドカードは明日取りにきてください」
ふぅ登録は終わったか、なんかやることあったっけか?ああ、宿探さないとな
「すみません、安くてここから近い宿は有りますか?」
「ええ、それならこの建物から左に向かって少し歩くと見えてくる招き猫の満腹亭がお勧めですよ。」
「有難う御座います。それでは失礼します」
取り敢えず今日は宿に泊まって、明日からのことを考えるとするか