プロローグ3
「何か質問はありますか?」
「アイテムボックスと言語はなんとなく解った。後の3つの事を詳しく説明してくれないか?」
アイテムボックスは異空間に物をしまうド⚪︎⚪︎もんのアレみたいなやつだと思う。言語は無い何も出来なそうだ。
「分かりました。それではまず鑑定のスキルから説明します。スキルとはリバティスの生物が持つ能力の事です。鑑定のスキルとは指定した物のステータスを知ることが出来ます。リバティスの人々は自分以外の知ることができません。」
それは中々使えそうだ。と言うよりチートなような気がするな。
「次に吸収のスキルについて説明します。吸収のスキルは触れた相手の魔力と体力、そして稀にスキルを奪うことが出来ます。因みにこのスキルと先程の鑑定スキルはユニークスキルであなたしか持つ事ができません。」
それは流石に強すぎないか?
これはチート以外の何物でもないだろ
「最後の身体能力の底上げは今の約20倍の身体能力になり、あなたの世界では使うことの出来なかったあなたに溜まっている魔力をそのまま5倍にした量を手に入れることが出来ます。」
「ちょっと待て、地球は魔力なんて地球にあったのか?」
「はい、リバティスと比べてかなり少ないですが確かに地球には魔力がありましたよ。少ないと言っても17年間も貯めていたのであなたには膨大な量の魔力が溜まっています。リバティスの一般的な魔術師の平均と比べて約50倍ほどの量ですね。」
50倍だと!?それが5倍になるなんてチートにもほどがあるだろ。
魔力に気が取られていてスルーしていたが身体能力20倍のかなりやばくないか?
元々運動部でそれなりに身体能力が高かったからあれの20倍となるととんでもないな・・
「他に何か質問はありますか?」
まあ色々あったがこれくらいでいいだろう。
「特に無いな」
「分かりました。それではあなたをリバティスへと送ります。
貴方に幸があらんことを 」
「ああ、あんたも頑張れよ」
そうして俺の異世界生活は始まったのであった