少年よ、大志を抱け!byクラーク博士
今、私は一つの夢を叶えた。
私を馬鹿にした人々を見返してやるのだ。
-15年前-
「このままでは国が破綻してしまいます。
消費税を25%への増税は国民の皆様のご理解をお願いします。」
テレビでこう告げた総理は、立派な服を着て、指にダイヤモンドの指輪をはめていた。
「ねえ父ちゃん、なんで政治家ばっかり得するの?」
私は父に尋ねた。
「そういう世の中なのだよ。いやか?」
「うん。一部の人だけいい思いをするなんて、許せないよ!」
父は強い眼差しで私を見つめた。
「そうか。じゃあお前がこの国を変えろ!国を動かすやつに文句があるなら、国を動かすやつになればいい。
お前ならできる。父ちゃんは信じているぞ!」
この時私は決心した、この国を変えてやろうと。
しかし事件は起きた。あれは小学6年生の時のこと、参観日は発表会だった。
テーマは「自分の夢」だった。
「…だから警察官になりたいです。」
パチパチパチ
「先生は応援するぞ。じゃあ次、榎本。」
私の番が来た。このときは信じていた、誰もが応援してくれると。
そう、あんなことになるなんて思いもしなかった。
夢って大事ですよね!
私にもやっぱり夢はありますよ~
小説家?無理無理、無一文になっちゃいますよw
人の住まいをつくる建築家です♪