第6話 スキル確認
主人公の前世を基にした技能系スキルは、筆者が高校三年生くらいの時に出来たことの中で、作品に使えそうなものをレベルを調整した上で主人公の技能として使用しています。まあ私自身は使う機会がなくてだいぶ錆び付いているんですけどね。
眼を覚ましたら小さな子供用のベッドに横になっていた。
私はベッドの上で起き上がると周囲を確認してみる。どうやら今は部屋に一人らしい。識別眼とスキルの確認をするなら今…かな。
ベッドから慎重に降りると壁を支えにして立ってみる。まだつかまり立ちじゃないと身体が安定しないみたいだ。一人の時間が出来たら軽く筋トレをしてみよう。早く自由に動き周れるようになりたいし、この小さい身体にも慣れないといけない。さっき部屋を見渡した時に姿見があったからそっちに行こう。
私は小さな身体を苦労しながら動かして、やっとのことで姿見の前に辿り着く。そのまま座り込み前を見ると、鏡の中に今世での私の姿が写っていた。
母レミリアの銀髪と比べるとより白く輝く白銀の髪。そして深い色鮮やかな紫紺の瞳に白くて綺麗な肌の小さな女の子。とても可愛い。将来は美人さんに育ちそうだ。まあ全部自分のことなんだけどね!まだちょっと実感が湧かないや。
父親の顔をまだ見ていないからはっきりとしたことは言えないけど、多分顔立ちは母親に似てる気がする。母とヘレンさんの会話からして今夜会うことになりそうだしその時に確認してみるか。
それにしてもこのアメジストのような眼、アイリス様にそっくりだ。母の眼は私と違ってアクアマリンのような透き通った色だった。アイリス様とは祝福で繋がりがあるって言ってたしその影響とか?これも父親の容姿を確認しないと分からない。
取りあえず誰かが来る前に能力の確認をしないと。
私は姿見の方を見たまま識別眼を使ってみる。………どうやら眼の色が変わるような大きな変化はないみたい。これなら人前でも問題無く使えそう。ちょっと慎重すぎたかな?
気を取り直して、今度こそ私の情報を確認してみる。するとこんな感じの情報が視界に現れた。
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名前:ユリシア・ハイゼンベルグ
種族:人間
性別:女
年齢:0歳
加護:【創造神の加護】
称号:【異世界からの転生者】
【女神の祝福を授けられし者】
技能スキル:【水泳:Lv.4】
【潜水:Lv.2】
【歌唱:Lv.7】
【演奏:Lv.3】
【家事:Lv.6】
【料理:Lv.7】
【算術:Lv.8】
【会計:Lv.6】
【情報処理:Lv.7】
【並列処理:Lv.4】
耐性スキル:【雷属性耐性:Lv.7】
【精神攻撃耐性:Lv.2】
適性スキル:【剣術適性】
【格闘術適性】
【火属性魔術適性】
【水属性魔術適性】
【風属性魔術適性】
【土属性魔術適性】
【氷属性魔術適性】
【雷属性魔術適性】
【光属性魔術適性】
【闇属性魔術適性】
【空間属性魔術適性】
【神聖属性魔術適性】
特殊スキル:【識別眼】
【翻訳】
【能力隠蔽】
【限界突破】
固有スキル:【百合の花園の女主人】
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いくつか気になるところはあるけど大体想像通りって感じかな。上から順に見ていこう。
眠る前に名前を呼ばれた気がしたけど、今世での名前はユリシアというらしい。可愛らしくていい名前だと思う。
次に種族・性別・年齢はいいとして、加護と称号は隠蔽したままにしておかないと不味そうだ。もし隠蔽していない状態で誰かに鑑定されでもしたら大変なことになると思う。
技能スキルに特筆すべきところはないかな、多分これが私の前世の経験を基にした能力なんだろうけど、実際にスキルとして表示されているのを見るのは不思議な感じがする。
耐性スキルは……雷属性耐性が妙に高いのは神雷を受けた影響だろうか。これはまだいいんだけど精神攻撃耐性って…...。前世でちょっと辛いことがあったんだけど、耐性スキルになるほどだとは思わなかった。この件はもう過ぎたことだし、大分前に乗り越えているからあまり気にしないようにしよう。
次の適性スキルが神様に貰った才能なんだけど、神様に貰った覚えのないものが2つあった。
この世界では、属性魔術は火・水・風・土の基本四属性と、氷・雷の複合属性、光・闇の高位属性の8系統が属性魔術と呼ばれているんだとか。しかし、その下の空間魔術と神聖魔術は、属性魔術とは系統が異なる。
空間魔術はもともと私が持っていた魔術の適性とかだろうか?神聖属性は多分アイリス様の祝福絡みじゃないかなぁ。これももともと持っていた可能性はあるけど、アイリス様との繋がりのことを考えると、その可能性が高いと思う。
身体が成長したら適性に応じた技能系スキルを習得しないと。今の私は才能はあっても何も出来ない無力な存在だからね。
特殊スキルはガイオス様に頂く際に説明を受けたから次に行こう。強いて言うなら識別眼をもっと使いこなせるように頑張るくらいかな。
そして最後の固有スキルなんだけど、これがよく分からなかった。神様たちの話では、固有スキルは前世の魂を基にして発現するから、私なら誰よりも使いこなせるようになるって言ってたけど。名前からはどんな能力か想像がつかない。
分からないものはどうしようもないから、固有スキルについては保留かな。いつか発動の仕方が分かるかもしれないし、識別眼をもっと使いこなせるようになれば、詳しい情報を確認出来るようになるかもしれない。
全ての能力を確認し終えた私は隠蔽しているスキルの状態を確認し直した後、発動していた識別眼を解除するのだった。
2026/03/23
・第3話での修正に伴い一部の文章を修正しています。
・限界突破スキルを記載し忘れていたため追記しました。
・適性スキルを2つ追加しました。
2026/03/24
・剣術適性スキルと刀術適性スキルを剣術適正スキルに統一しました。
・翻訳スキルを技能スキルから特殊スキルへ変更しました。
・適性、特殊、固有スキルにおけるレベルの概念を廃止し、それに伴い一部の文章を修正しました。




