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もう始まっていたのか。
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母親のお腹から出て、18年間飲み食いすれば大人になれる。
それは本当に大人になったと言えるのか。
人はいつ生まれるのか。
何かを決意した時ではないだろうか?・・・
これは"まだ生まれていない大人達へ"送る物語。
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男は立ちすくんでいた…
冬の冷たい風が心まで冷やす。
公園の遊具の前でで自分の人生を考える。
「寒いなぁ、冬だからか・・・」
当たり前の事を考える。
他に考えるべき事がたくさんあるのに。
24年と11ヶ月、男が積み重ねた年月だ。
ふり返ると、何もなかった、小中高を卒業し第二志望の大学に入学した。
ありがたいことに病気や怪我をしなかったが、恋愛や羽目を外した経験はない。
一つ自慢があるとすれば、書道で市のコンクールに入賞したぐらいだ。
親からは「自分の人生なんだからしっかりしな!」
と言われるが、自分を大切に思うのは腹が痛い時だけだ...
男は考える・・・
[人生はいつ始まるのか、それは全てのものが同時期に"始まったと感じ取る"のか?]
公園には冷たい風が吹いている。
すると、1人の女が現れた!
茶色のロングコートを身に纏い、長い黒髪は何故か濡れている。
こっからはあとで書く




