極意
すいません。日々の業務が終わらず残業続きになり書く暇がなかなか取れないので更新を毎週日曜のみにしたいとおもいます。
皆様にはご迷惑おかけしますがご理解とご協力を今後ともよろしくお願い申し上げます。
この道場にきてから3日が過ぎた。
この国で狙われているはずの私はこの3日間、なぜか奇襲に遭わず平穏な日々を送っていた。
「踏み込みが甘い!そんなんじゃ倒してくださいと言っているようなものだ」
「くっ!」
今、私の目の前には身体強化無しのホルスさんが相手となって組み手をしている。
筋肉量、機動力、戦闘経験。どれをとっても今の私に勝ち目はない。
「いいか?今はこうして体の使い方を教えているが、きっとこれはお前さんの戦い方には合わない。だから自分に合った体の使い方をなるべく早く見つけるんだ。」
「そうだな、別に敵で見つけてもいいんだ。真似して動きを理解して自分のものにさえできれば。努力を怠らなければいい。本当の敵は自分自身だぞ。」
少し休憩していると入り口のほうから若い少年の声が聞こえてきた。
「門下生一名カノープ、失礼します。ってえええ!なんで犯罪者がここに!?」
少年は私と目が合ったあと、指を指しながら慌てふためいた。




