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阿吽の丑寅②
「そうか。あのヒトと会えたのか。そいつは良縁に巡り合えたな。」
「え?あの街にいるのか?あの街かぁ。そのうち行こうかな。そのうち。」
私は桜魏さんと出会いを二人に語った。
なぜが二人ともとある街にいることを教えたら苦笑いされていた。
「さて、本題に入ろうか。お前は今のままじゃ誰にも勝てん。」
ホルスは刀を指さし指摘する。
「刀は正直だ。お前がどうしようが刀はそれに答えてくれるが仮にもし、振った後の隙を突かれたらどうする?」
「え?それはもちろん回避するしか方法が・・・あー、もしかして?」
「そう、必要最低限の動きで最大の攻撃をしながらも、回避と攻撃を同時にできる徒手空拳を習得すれば戦い方がより自然になる。一度の攻撃が防がれるか避けられるならば、あらかじめ二段構えで連続攻撃すればいい。一撃より二撃。二撃よりさらに複数撃。距離を詰めゼロ距離に持ち込めばそれは俺たちの戦い方の間合いだ。」
ホルスとトランはにやりと笑う。
「殴って倒す。つまりは筋肉がすべてを解決する。」
こいつらの頭の中は筋肉で出来ていたようです。




