表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新たなる未来  作者: シンヘイ
白無垢少女と竜退治
17/26

■の雫②

落ちる。

光り輝く絶望が、今、一滴の雫となってミライたちに向かって落ちていく。

黒い雲の下光り輝くそれは、攻撃でさえなければ美しいものだった。

思わず見惚れてしまうほどに。


落ちる時間はほんの数秒、どうするかを必死に考える。

はじき返すか──いや、衝撃を加えただけで爆発するだろう。ならば

受け止めるか──いや、受け止めても時間差で爆発する。ならば

斬るか──いいや、流石にそれは無謀すぎる。


様々な案が浮かんでは消えていく、だがどれも現実的ではない。

自然災害に挑むようなものだ、何もかもが足りていない。


「終わりだな」


ふと隣の冒険者が武器を仕舞う。

まだ戦いは終わってないと言おうとした瞬間、街の中心より飛んできた誰かが、雫を周りの空気まとめて消し飛ばした。


先ほどと姿が変わっているが、間違いない。


「リンさん・・・!」

「おまたせ」


この街の最強が、現れた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ