『雷鳴の猫王と勇者達の旅路』混沌の世界地図
作中の説明では、地形がわかりにくいと感じ、ライムが立ち寄る主な土地名も合わせて混沌の世界の地図を描いてみました。
ライム達の旅路を想像しやすくなっていれば嬉しいです。
※作者には地図を描くスキルが無いので、大きさや距離は大体で描いています※
国や大陸の説明
《魔界》常に暗雲が空を覆い、地面は黒く固い土で出来ている。この世界にいる魔族はすべてここに集まっており、魔王軍に入っている。魔王アビスが勇者に勝って以来、殆どの魔族が大陸から出ていない。
《エルーリ山脈》勇者が倒されてからは、魔界とその他土地を隔てる役割がある。エルフの里がある標高2500メートルの山々が連なっている。
《混沌の大森林》主人公が生まれた土地。木々や草花が全面に生い茂り、各所に獣人の村があった。魔王軍に侵略されてからは、子供だけが生き残り、その大半が主人公たちの拠点がある中央に集まっている。
《ラスファート》幾つもの町や村があり、主に人間が住んでいる国では最大級の大きさを誇る。
《ヒストア王国》白と青を基調とした建物が建て並び、大陸一美しいと言われている国。ラスファートよりは小さいが大陸にある国の中では大きい方。魔法と歴史の研究が重要視されていて、学者の国とぢても知られている。
《ヘル砂漠》オアシスなどはほとんどなく、常に太陽に熱されているまさに地獄のような土地。それに加え、魔界の次に魔物が多く、人は住んでおらず、冒険者もめったに立ち寄らない危険な土地。
《豪雪地帯》とにかく寒く、雪が解ける前に次の雪が降ってくる過酷な土地。あまり人は住んでおらず、日夜冒険者たちが開拓を進めている。最南端には、勇者ゼーレの故郷がある。
《武装国家ムーア》半無法国家。力が全てを決め、裏では奴隷がたくさん居る。大陸各地から強者が集まり、優勝して前回王者の王様に勝てば王に成れる簒奪祭が行われている。
《クレイエス》混沌の世界の裏側に位置する科学と技術の国。数年前に突如として現れた謎多き国。ビルが数多く存在し、日本の都会や田舎を思い出させるような景色が多々ある。
・ドワーフは、様々な国や土地でその技術力を買われている為、里を持たず、各々過ごしやすい土地でその腕を磨いている。
・地図ではわかりにくいですが、ラスファートの周りはかなり広く、多くの村や町、小さい国などが存在しています。
・魔王城の最北端からイビリーズ村の最南端までの直線距離は約2万5000キロメートルで、万物を通さない壁が無ければ大陸を縦断するより、海を渡る方が近いです。
※魔王城の北とイビリーズ村の南にある黄色い線は、万物を通さない壁です。※