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大切なお友達

お友達はとっても素敵です。

「くしゅん」

「まぁ、アレキサンドラ。風邪?」


アドリアーナ様が心配そうに顔を覗き込んできた。


「誰かが噂したのかも」

「噂?やれやれ、俺の想い人に惚れるなんて、命が惜しくない様だ」


銀髪で褐色の肌を持つ、異国の匂いたっぷりの美丈夫は、隣国ユフラティス帝国の皇太子イズミル様。


「冗談はそのくらいにして。次の授業は経済学です。イズミル様、宿題は終わってますの?」


アドリアーナ様がじろっとイズミル様を睨めば、肩をすくめ降参のポーズをした。


学年トップのアドリアーナ様に口で勝てるものなんて居ない。


イズミル様も優秀な方だけど、体を動かす方が好きみたいで、経済学と歴史学は苦手の様だ。


「経済学は私は取っていないので、図書館で自習してきますね」


本当は士官学校に遊びに行きたいけど、1人で行くといつも2人に怒られる。


「では、お昼はいつもの場所でちゃんと待っていてね」

「1人で士官学校に遊びに行くなよ」


オカンが2人居るみたいだ。


私が歴史学の教科書を持って立つと、2人は手を振って経済学の教室に移動した。


図書館は前世の時から好きな場所で、柔らかな光が入るお気に入りの場所で教科書を開いた。

短いけど、キリのいい所までにしてみました。

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