結果オーライ?
お昼を食べて真絵のベッドに転がった。
「真絵もおいでよ」
「う、うん」
恥ずかしそうな真絵。
かわいい〜。
ってか、真絵のベッドに自分の家かのよう
に振る舞うオレって、あつかましいな…
ま、今までは、二人で転がって本とか読ん
でたから当たり前みたいになってるんだよ
な。
けど付き合ってるんだから少しくらいイチ
ャイチャしてもいいよね?
真絵がベッドに来るなりオレは真絵を寝転
がりながらギュ〜した。
寝ながらのハグは、初めてだ。
うはぁ〜。
そして真絵に腕枕してチューしたりギュ〜
したりして癒された。
真絵抱き枕最高ーって言ったり、くだらな
い会話をしていたらいつの間にか二人して
寝ていた。
一時間くらい寝てた。
隣を見るとスヤスヤ眠る真絵。
あー、かわいい寝顔。
オレは、真絵との未来の為にももっと頑張
ろって改めて思った。
それからまたバイトも勉強も頑張った。
そして、真絵との大事な時間も確保した。
真絵との時間は、とにかく癒しだ。
この時ばかりは、時間がゆっくり進めばい
いと思う。
放課後下駄箱前でオレを待っていてくれる
真絵の姿。
オレは真絵を見るとどうしてもハグしたく
なってしまう。
うはぁ〜、真絵〜♡
「お待たせ。真絵」
「うわっ」
思わず後ろから真絵に抱きついた。
「んもうっ、びっくりだよ〜」
「ごめーん。真絵があんまり可愛くってさ、
つい抱きついちゃった」
フフッ
「じゃ、帰ろ。雄信」
「うん。仲良く手繋いで帰ろっ」
仲良く手を繋いで帰宅。
「真絵と幼馴染に戻らなくてほんっとよかっ
たわー。ありがと。真絵」
「あー…あの時は、焦ったよ。急にあんな事
言い出すからさ」
「ごめん。オレどうしようもないよな…真絵
の事何年も告白できなかったり、親父の後
継もなかなか決めらんなかったりさ…」
「ううん。今の雄信すっごくかっこいいよ」
「えっ?なんで…」
「だって色々頑張ってるじゃない。そんな姿
見てるとすごいなぁって思うよ」
「ほんと?ならチューする?」
「ふふっ。うん♡」
こうしてオレは真絵に優しいキスをした。
そしてこれからの未来のためにオレは頑張
るのでありました。
数年後オレは歯科医になり真絵との約束通
りずっと一緒いようとプロポーズするので
あります。
長い片想いだったけどそれもそれで楽しか
ったから結果オーライって事にしている。
今でもオレたちは、ラブラブなのでありま
す。
「真絵〜♡」
「雄信〜♡」
ぎゅー♡
これから仲良くデートなのです。
おしまい。