もらったスキル
目が覚めるとソフィが心配そうな顔で覗きこんでいた
「・・どれくらい寝てた?」
ちょっと申し訳なさそうな雰囲気をまとって、1時間くらい・・とソフィが教えてくれる
もらった神の恩恵が嬉しくて、すぐにスキルを使いたくなって、いつものように殴りかかったらしい
いつもと違ったのはスキルの威力で、ものすごく手加減してアレだったと。。。
「まぁ、スキルのコントロールは頑張って練習しないと難しいらしいからね」
なんか物凄く眠くてよく働かない頭で、これまで調べてきた知識を披露しながら笑ってソフィの頭に手をおいて優しく撫でる
可愛い妹で(双子だけら年齢は当然同じだが、ボクは兄なのだ!)おそらく世間一般から見ても美人になるだろう美少女だが肉親なので彼女には出来ない、Hな事も出来ない、とういか不思議なものでそういうよこしまな心はさっぱり湧いてこない、が、不安そうな顔を見れば笑って欲しいと思うのだ、兄だから!
ソフィはボクの顔を見て安心したように目を細めて笑って・・・そのまま目を閉じて寝てしまった
同時に水の中に落ちていくような感覚でボクの意識も落ちていく
”あーこれもらったスキルだわー”
・・・
。。。
目が覚めると・・・いや、まったくもって覚めていないんだけどずっと眠いんだけど、おなかもすいたし意識が浮上した・・くらいな感じで身を起こすと自宅の自分のベットの上だった
眠ってしまったボクたちを両親がやれやれみたいな感じで家まで持ち帰ったのだろう
ふらふらした足取りで部屋を出て(眠いからしかたがないのだ)食べ物を探してダイニングに入ると、どうやら真夜中という事でもなかったらしく両親が起きていた
「アルク・・神さまはきっと恩恵を下さるから、ゆっくり待っていればいいぞ」
父さんが慈愛に満ちた顔で優しく語り掛けてきたが、横でうんうんうなずいている母さんをみればそういうディレクションがあったのだなぁと察してしまう
ちょっとだけカチンときた僕は言ってやったのだ
「恩恵なら眠りの神様からもらえたよ・・おなかすいたんだけどなんか食べ物ない?」
ウソである。




