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第十五話 カツテの世界

 ……まあ、そんな下らないことはどうでもいいとして。



 蜃気楼は中学二年生だ。熱しやすく、冷めやすいのだ。

 正直ここまでしてしまったら姫と交渉するのもなんだか気まずいので、ホームに戻ることにした。


 ……


「よ!」


 あの海に戻ると蜃気楼は琥珀に選ばれし少女にあいさつした。

 唯一の友人にして参謀! これほどまでの策士も他にはいないさ。


「交渉はどうしたの?」


 もっともだ。


「ああ、この俺は今では名実共にニートだ。ニートに交渉なんて務まるわけない」


 少女はいつものように呆れたようだった。


「まあ次の作戦にはまだ時間があるからまあいいけどね」


 なんていうか……それでいいんだ。蜃気楼は拍子抜けした。人間というものは生まれ持った性は変更できないのだ。蜃気楼には主人公は務まらない。


 ……


「今日は外に買い出しに行きます」


 まさかとは思うが……この海の異世界の外、現実にか?


「すげえな、やっぱきみ」


 現実の世界は捨てたものだとばかり思っていた。いまでは異世界こそ居場所だと。

 それを、それをおおお!


「現実の世界……乙!」


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